当たり牌掴み率の分析
相手の当たり牌を自分のツモで引いた率を牌譜から数え、 山の残り枚数から出した「期待」 と比べる。
当たり牌を掴む確率は?
実際に掴んだ率と、 山の残りから計算した期待を比べた。
対象ツモ
6,963
36 試合
掴み率 (実際)
6.51%
453 回
期待掴み率
6.66%
期待 463.7 回
実際 / 期待
0.977
期待差 −0.15pt
実際
6.51%
期待
6.66%
1 ツモの
確率p =山と王牌に残る当たり牌山と王牌に残る牌
確率p =山と王牌に残る当たり牌山と王牌に残る牌
シャンテン数別の当たり牌掴み率
ツモ直前の自分のシャンテン数で分けた掴み率と期待。
掴み率 (実際)期待
差は偶然の範囲 (|z| < 2)- リーチ中594 ツモ7.24%6.75%
- 聴牌682 ツモ6.30%6.44%
- 一向聴2,245 ツモ6.90%6.79%
- 二向聴2,129 ツモ5.87%6.59%
- 三向聴以上1,313 ツモ6.63%6.64%
聴牌打牌が当たり牌になったら止めるか
聴牌を取る打牌が当たり牌のとき、 切らずに止めた率。
一向聴→聴牌
全部当たり
37.5%16 件
一部当たり
56.0%25 件
聴牌の継続
全部当たり
38.5%26 件
一部当たり
87.1%31 件
止めた当たり牌を切った
相手がリーチかどうかで止める率は変わるか
聴牌を取る打牌が全部当たり牌の場面の止める率。
一向聴→聴牌
リーチ者あり
38.5%13 件
ダマ・鳴きのみ
33.3%3 件
聴牌の継続
リーチ者あり
43.8%16 件
ダマ・鳴きのみ
30.0%10 件
当たり牌を見逃した率
出た機会
165
席ごとに数えた
見逃し
2
見逃し率 1.21%
うちオーラス
0
見逃しの 0%
選手別の当たり牌掴み率
期待差の小さい (掴んでいない) 順に 全 22 人。
| 選手 | 全体 | シャンテン別 掴み率 | 止める率 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 掴み率 | 期待 | 期待差 | リーチ中 | 聴牌 | 1向聴 | 2向聴 | 3向聴〜 | 掴んで止め | 聴牌打牌止め | ||
| 3.99% | 6.94% | −2.95pt | 0.0% 0/27 | 4.8% 1/21 | 3.7% 3/81 | 4.2% 5/118 | 5.6% 3/54 | 0% 0/1 | 0% 0/1 | ||
| 3.83% | 6.76% | −2.92pt | 4.3% 1/23 | 0.0% 0/9 | 0.0% 0/73 | 4.3% 5/115 | 9.8% 4/41 | - | 0% 0/1 | ||
| 4.60% | 6.17% | −1.57pt | 7.7% 1/13 | 4.8% 1/21 | 7.9% 5/63 | 0.0% 0/50 | 3.7% 1/27 | 0% 0/1 | 0% 0/1 | ||
| 5.97% | 7.51% | −1.53pt | 5.9% 1/17 | 3.3% 1/30 | 6.8% 8/117 | 5.6% 6/107 | 6.4% 3/47 | 100% 1/1 | - | ||
| 5.19% | 6.71% | −1.52pt | 25.0% 2/8 | 3.8% 1/26 | 6.0% 4/67 | 5.6% 4/71 | 1.7% 1/59 | - | - | ||
| 5.72% | 7.05% | −1.33pt | 6.7% 2/30 | 3.3% 1/30 | 4.8% 4/83 | 6.5% 6/92 | 6.5% 4/62 | - | - | ||
| 5.10% | 6.41% | −1.31pt | 9.1% 2/22 | 1.9% 1/54 | 6.2% 6/97 | 7.3% 6/82 | 1.7% 1/59 | 0% 0/1 | 0% 0/2 | ||
| 5.81% | 6.83% | −1.03pt | 18.2% 2/11 | 17.6% 3/17 | 1.8% 1/57 | 2.3% 1/43 | 7.4% 2/27 | 0% 0/3 | 0% 0/4 | ||
| 4.55% | 5.48% | −0.93pt | 0.0% 0/5 | 16.7% 1/6 | 1.7% 1/58 | 10.3% 3/29 | 0.0% 0/12 | 0% 0/1 | 0% 0/1 | ||
| 6.41% | 7.25% | −0.84pt | 10.3% 4/39 | 3.5% 2/57 | 7.6% 13/172 | 5.7% 10/175 | 6.0% 8/134 | 100% 2/2 | 100% 1/1 | ||
| 6.23% | 6.94% | −0.70pt | 7.3% 3/41 | 7.7% 4/52 | 5.9% 6/101 | 8.1% 6/74 | 2.9% 2/69 | 33% 1/3 | 0% 0/2 | ||
| 5.93% | 6.40% | −0.48pt | 20.0% 2/10 | 0.0% 0/15 | 8.2% 4/49 | 2.4% 1/41 | 5.0% 1/20 | - | - | ||
| 5.92% | 6.31% | −0.38pt | 8.0% 2/25 | 4.8% 1/21 | 6.9% 6/87 | 2.4% 2/83 | 8.5% 6/71 | 100% 1/1 | 100% 1/1 | ||
| 5.64% | 5.93% | −0.30pt | 4.7% 2/43 | 4.5% 1/22 | 9.6% 11/115 | 4.9% 5/102 | 0.0% 0/55 | 100% 1/1 | 100% 1/1 | ||
| 6.96% | 7.14% | −0.18pt | 7.5% 3/40 | 11.9% 7/59 | 5.6% 10/180 | 6.2% 10/162 | 7.5% 10/134 | 50% 3/6 | 71% 5/7 | ||
| 6.32% | 6.16% | +0.15pt | 7.1% 3/42 | 14.3% 4/28 | 4.8% 4/83 | 5.3% 4/75 | 5.3% 3/57 | 0% 0/3 | 33% 1/3 | ||
| 6.38% | 6.06% | +0.32pt | 0.0% 0/15 | 20.0% 3/15 | 3.2% 2/63 | 8.3% 3/36 | 8.3% 1/12 | 33% 1/3 | 67% 2/3 | ||
| 7.55% | 6.36% | +1.19pt | 3.3% 1/30 | 7.7% 2/26 | 9.0% 10/111 | 5.7% 7/123 | 14.3% 4/28 | 0% 0/1 | 0% 0/1 | ||
| 7.41% | 6.03% | +1.38pt | 5.0% 2/40 | 4.0% 2/50 | 8.0% 9/112 | 4.8% 4/84 | 13.8% 9/65 | 50% 1/2 | 0% 0/1 | ||
| 8.68% | 6.86% | +1.83pt | 5.9% 2/34 | 5.6% 1/18 | 11.5% 11/96 | 8.4% 10/119 | 7.8% 7/90 | 100% 1/1 | 0% 0/1 | ||
| 8.82% | 6.87% | +1.95pt | 7.1% 3/42 | 3.9% 2/51 | 10.0% 23/229 | 9.8% 22/225 | 7.1% 7/99 | 100% 2/2 | 29% 2/7 | ||
| 8.33% | 6.15% | +2.18pt | 13.5% 5/37 | 7.4% 4/54 | 9.3% 14/151 | 4.1% 5/123 | 11.0% 10/91 | 75% 3/4 | 75% 3/4 | ||
期待より掴んでいない期待より掴んでいる小さい数字は 回数 / 場面数
チーム別・席別の当たり牌掴み率
チーム・親と子・席順で分けた期待差。 バーは同じ目盛り。
チーム別
差は偶然の範囲 (|z| < 2)親と子で掴み率は違うか
差は偶然の範囲 (|z| < 2)親+0.05pt
6.76% / 期待 6.71%
子−0.21pt
6.43% / 期待 6.65%
起家からの席順で掴み率は違うか
差は偶然の範囲 (|z| < 2)起家−0.35pt
6.17% / 期待 6.52%
2番目+0.26pt
6.98% / 期待 6.71%
3番目+0.46pt
7.12% / 期待 6.66%
4番目−1.01pt
5.73% / 期待 6.74%
期待より掴んでいない期待より掴んでいる
この分析の見方
当たり牌: その時点で相手がロンできる牌。 相手が聴牌していて (リーチ・役のあるダマ・鳴いて役のある聴牌)、 その牌で和了ると役がつき、 フリテンでない待ち牌を数える。 相手が複数いれば牌の種類を合わせる。
対象ツモ・掴んだ: 相手に当たり牌が 1 種類以上あるときの自分のツモが対象ツモ。 そのツモ牌が当たり牌だったら掴んだとする。
確率 p: 1 ツモごとに、 山と王牌に実際に残っている当たり牌の枚数 ÷ 山と王牌に残っている牌の総数。 残りの牌は、 全員の手牌 (相手の伏せた手牌も含む)・河・副露・ドラ表示牌を除いたもの。 牌譜で全員の手牌が分かるので、 打っている本人には見えない「神の視点」 で本当に引く確率になる。
期待・期待差: 期待 = 対象ツモの p の合計 (Σp)、 期待掴み率 = Σp ÷ 対象ツモ、 期待差 = (実際に掴んだ回数 − Σp) ÷ 対象ツモ。 期待差がマイナスなら確率より掴んでいない (運が良い)。 実際 / 期待 が 1 に近いほど、 p の計算が実際の引きと合っている。
止める率: 一向聴から聴牌が取れるツモ (一向聴→聴牌) と、 聴牌中のツモ (聴牌の継続) で、 聴牌を取る (保つ) 打牌が当たり牌になる場面を数えた。 全部当たり は聴牌になる打牌がすべて当たり牌で、 聴牌を取るには当たり牌を切るしかない場面。 一部当たり は当たり牌以外を切っても聴牌になる場面。 止める率 = 当たり牌を切らなかった割合 (別の牌で聴牌 / 聴牌を取らなかった)。 リーチ中は打牌を選べないので対象外。
リーチ者あり / ダマ・鳴きのみ: 全部当たりの場面を、 当たり牌を持つ相手にリーチ者がいる場合と、 ダマ・鳴きの聴牌だけの場合に分けた。 リーチは聴牌が分かるが、 ダマや鳴きの聴牌は外から分かりにくい。
見逃し: 当たり牌を持っていた席に、 その牌が出た機会のうち、 誰もロンしなかった割合。 頭ハネで別の席がロンした分は機会に数えない。 オーラスは、 その試合の最終局 (本場が積まれた局を含む)。 オーラスは着順の条件でロンを見送ることがあるので分けて数えた。
選手・チーム・親子・席順: 選手は掴み率の期待差ランキングに載っている選手 (期待 = 掴み率 − 期待差)。 チームは試合時点の所属チームで、 所属選手のツモを合算した。 親子は自分が親の局と子の局のツモ、 席順は起家 (東 1 局の親) から数えた座り順。
シャンテン数別: 対象ツモを、 ツモ直前 (13 枚) の自分のシャンテン数で分けた。 リーチ中 = リーチをかけた後のツモ、 聴牌 = リーチをかけていない聴牌 (ダマ・鳴き)、 一向聴・二向聴、 三向聴以上 (まとめて 1 区分)。 右の数字は上が掴み率 (実際)、 下が期待掴み率。 期待はその区分の対象ツモの p を合計して出した。 リーチ中は打牌を選べないので、 掴んだ当たり牌は切るしかない (押すしかない)。 それ以外の区分では、 掴んだあと止めるかどうかを選べる。
選手表の追加の列: シャンテン別 掴み率は上の区分を選手ごとに出したもので、 期待より掴んでいない (低い) と橙、 掴んでいる (高い) と青で塗った (小さい数字は 掴んだ回数 / 対象ツモ)。 掴んで止め = 聴牌中 (リーチ以外) に当たり牌を掴んで、 その牌を切らなかった率。聴牌打牌止め = 一向聴→聴牌・聴牌の継続で、 聴牌を取る (保つ) 打牌が全部当たり牌の場面で、 当たり牌を切らなかった率。 小さい数字は 止めた回数 / 場面数で、 場面が無ければ「-」。 1 シーズンでは区分ごと・場面ごとの回数が少ないので、 通算 (歴代) と合わせて読む。
偶然の範囲 (|z| < 2): z = (掴んだ回数 − 期待) ÷ √期待。 期待との差が標準誤差の 2 倍未満なら、 偶然のばらつきで説明できる範囲とみなす。 多くのチームや席を並べると、 偶然でも 2 倍を超えるものが出ることがある。
▼ もっと詳しく (分母に王牌を入れる理由 / 選手差の読み方)▲ 折りたたむ
分母を山と王牌にする理由: 分母を山 (生牌) だけにすると、 王牌にある当たり牌まで分子に入って期待が膨らむので、 山と王牌の両方を分母にしている。 局ごとに 1 − Π(1 − p) で「1 回以上掴む確率」 を出す方法は、 和了で局が打ち切られると偏るので使わない。
選手差の読み方: 選手やチームの掴み率の差は、 大半が偶然のばらつきで、 翌シーズンにはほとんど持ち越さない。 1 シーズンのツモ数では、 期待どおりに引いていても選手ごとに差が出るので、 差を見るときは期待差と、 通算 (歴代) の値を合わせて読む。
数字はすべて Mリーグの牌譜を 1 局ずつ再生して数えた実測値で、 試合が終わると翌朝に更新される。 手牌を追えなかった局 (牌譜の記録の誤りなど) は除いている。
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