当たり牌掴み率の分析
相手の当たり牌を自分のツモで引いた率を牌譜から数え、 山の残り枚数から出した「期待」 と比べる。
当たり牌を掴む確率は?
実際に掴んだ率と、 山の残りから計算した期待を比べた。
対象ツモ
30,821
164 試合
掴み率 (実際)
6.62%
2,041 回
期待掴み率
6.72%
期待 2069.6 回
実際 / 期待
0.986
期待差 −0.09pt
実際
6.62%
期待
6.72%
1 ツモの
確率p =山と王牌に残る当たり牌山と王牌に残る牌
確率p =山と王牌に残る当たり牌山と王牌に残る牌
シャンテン数別の当たり牌掴み率
ツモ直前の自分のシャンテン数で分けた掴み率と期待。
掴み率 (実際)期待
差は偶然の範囲 (|z| < 2)- リーチ中3,144 ツモ7.06%6.54%
- 聴牌3,376 ツモ6.93%6.80%
- 一向聴10,364 ツモ6.45%6.81%
- 二向聴8,716 ツモ6.64%6.63%
- 三向聴以上5,221 ツモ6.47%6.71%
聴牌打牌が当たり牌になったら止めるか
聴牌を取る打牌が当たり牌のとき、 切らずに止めた率。
一向聴→聴牌
全部当たり
31.7%82 件
一部当たり
67.6%102 件
聴牌の継続
全部当たり
23.6%140 件
一部当たり
82.2%258 件
止めた当たり牌を切った
相手がリーチかどうかで止める率は変わるか
聴牌を取る打牌が全部当たり牌の場面の止める率。
一向聴→聴牌
リーチ者あり
35.4%48 件
ダマ・鳴きのみ
26.5%34 件
聴牌の継続
リーチ者あり
27.5%91 件
ダマ・鳴きのみ
16.3%49 件
当たり牌を見逃した率
出た機会
881
席ごとに数えた
見逃し
2
見逃し率 0.23%
うちオーラス
1
見逃しの 50%
選手別の当たり牌掴み率
期待差の小さい (掴んでいない) 順に 全 21 人。
| 選手 | 全体 | シャンテン別 掴み率 | 止める率 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 掴み率 | 期待 | 期待差 | リーチ中 | 聴牌 | 1向聴 | 2向聴 | 3向聴〜 | 掴んで止め | 聴牌打牌止め | ||
| 5.65% | 6.67% | −1.01pt | 6.5% 10/153 | 4.7% 7/149 | 6.0% 27/453 | 5.4% 21/391 | 5.6% 13/234 | 86% 6/7 | 50% 2/4 | ||
| 6.11% | 6.89% | −0.78pt | 6.9% 7/101 | 5.8% 8/138 | 5.5% 23/415 | 5.7% 17/299 | 7.8% 15/192 | 29% 2/7 | 25% 2/8 | ||
| 5.97% | 6.69% | −0.72pt | 7.2% 9/125 | 4.7% 6/129 | 4.1% 19/468 | 7.7% 37/478 | 6.3% 12/191 | 33% 2/6 | 22% 2/9 | ||
| 6.23% | 6.83% | −0.60pt | 5.4% 8/149 | 4.7% 6/127 | 5.9% 30/507 | 7.6% 31/408 | 6.0% 19/319 | 17% 1/6 | 0% 0/6 | ||
| 6.35% | 6.95% | −0.60pt | 6.9% 16/233 | 8.0% 16/199 | 5.1% 30/588 | 5.3% 22/414 | 9.0% 24/266 | 47% 7/15 | 40% 6/15 | ||
| 5.98% | 6.48% | −0.50pt | 6.1% 8/131 | 5.0% 5/100 | 5.3% 23/435 | 7.5% 28/375 | 5.1% 10/197 | 20% 1/5 | 20% 2/10 | ||
| 6.68% | 7.18% | −0.50pt | 6.7% 10/149 | 6.9% 12/174 | 6.8% 33/488 | 7.5% 31/414 | 4.6% 9/197 | 20% 2/10 | 33% 3/9 | ||
| 6.24% | 6.72% | −0.48pt | 3.3% 6/184 | 6.4% 15/235 | 6.1% 39/643 | 5.5% 29/531 | 10.0% 28/281 | 69% 9/13 | 27% 3/11 | ||
| 6.49% | 6.70% | −0.21pt | 5.9% 10/169 | 6.3% 14/222 | 4.6% 24/521 | 7.4% 38/513 | 8.1% 33/409 | 31% 4/13 | 17% 2/12 | ||
| 6.79% | 6.96% | −0.16pt | 10.4% 21/201 | 8.7% 20/229 | 6.8% 38/558 | 5.4% 21/389 | 3.3% 6/183 | 22% 4/18 | 15% 3/20 | ||
| 6.36% | 6.52% | −0.16pt | 8.3% 21/252 | 7.3% 12/165 | 6.5% 45/696 | 6.4% 40/627 | 4.4% 16/367 | 36% 4/11 | 25% 3/12 | ||
| 6.59% | 6.63% | −0.05pt | 8.7% 14/161 | 5.7% 12/209 | 7.1% 43/609 | 5.4% 28/518 | 7.3% 17/234 | 55% 6/11 | 37% 7/19 | ||
| 6.49% | 6.45% | +0.04pt | 8.1% 11/135 | 7.6% 9/119 | 7.7% 30/391 | 5.0% 18/358 | 5.6% 18/322 | 22% 2/9 | 17% 2/12 | ||
| 6.46% | 6.36% | +0.10pt | 4.0% 6/151 | 5.0% 10/200 | 7.3% 41/562 | 5.9% 29/494 | 8.0% 25/311 | 44% 4/9 | 14% 1/7 | ||
| 6.85% | 6.73% | +0.12pt | 3.3% 4/121 | 9.0% 14/155 | 7.6% 28/367 | 7.2% 27/375 | 5.6% 14/252 | 54% 7/13 | 33% 3/9 | ||
| 7.09% | 6.70% | +0.39pt | 7.5% 8/107 | 9.7% 10/103 | 9.5% 32/338 | 4.8% 14/293 | 4.3% 7/161 | 33% 3/9 | 0% 0/7 | ||
| 6.96% | 6.52% | +0.44pt | 8.8% 12/137 | 8.2% 15/183 | 6.5% 40/611 | 7.0% 31/446 | 6.2% 19/305 | 50% 7/14 | 31% 4/13 | ||
| 7.22% | 6.73% | +0.49pt | 5.1% 4/78 | 10.6% 12/113 | 6.2% 22/356 | 7.9% 24/305 | 6.9% 12/173 | 36% 4/11 | 20% 2/10 | ||
| 7.33% | 6.76% | +0.57pt | 10.3% 12/116 | 7.7% 14/183 | 8.3% 47/563 | 5.9% 29/491 | 6.3% 18/284 | 38% 5/13 | 43% 6/14 | ||
| 7.90% | 6.98% | +0.92pt | 9.7% 15/154 | 8.0% 8/100 | 6.4% 22/343 | 9.8% 27/276 | 6.1% 10/165 | 75% 6/8 | 20% 1/5 | ||
| 8.20% | 6.78% | +1.42pt | 7.3% 10/137 | 6.3% 9/144 | 7.1% 32/452 | 11.5% 37/321 | 7.3% 13/178 | 44% 4/9 | 50% 5/10 | ||
期待より掴んでいない期待より掴んでいる小さい数字は 回数 / 場面数
チーム別・席別の当たり牌掴み率
チーム・親と子・席順で分けた期待差。 バーは同じ目盛り。
チーム別
差は偶然の範囲 (|z| < 2)親と子で掴み率は違うか
差は偶然の範囲 (|z| < 2)親+0.06pt
6.73% / 期待 6.67%
子−0.14pt
6.59% / 期待 6.73%
起家からの席順で掴み率は違うか
差は偶然の範囲 (|z| < 2)起家+0.14pt
6.82% / 期待 6.68%
2番目+0.19pt
6.87% / 期待 6.68%
3番目−0.58pt
6.17% / 期待 6.75%
4番目−0.11pt
6.64% / 期待 6.75%
期待より掴んでいない期待より掴んでいる
この分析の見方
当たり牌: その時点で相手がロンできる牌。 相手が聴牌していて (リーチ・役のあるダマ・鳴いて役のある聴牌)、 その牌で和了ると役がつき、 フリテンでない待ち牌を数える。 相手が複数いれば牌の種類を合わせる。
対象ツモ・掴んだ: 相手に当たり牌が 1 種類以上あるときの自分のツモが対象ツモ。 そのツモ牌が当たり牌だったら掴んだとする。
確率 p: 1 ツモごとに、 山と王牌に実際に残っている当たり牌の枚数 ÷ 山と王牌に残っている牌の総数。 残りの牌は、 全員の手牌 (相手の伏せた手牌も含む)・河・副露・ドラ表示牌を除いたもの。 牌譜で全員の手牌が分かるので、 打っている本人には見えない「神の視点」 で本当に引く確率になる。
期待・期待差: 期待 = 対象ツモの p の合計 (Σp)、 期待掴み率 = Σp ÷ 対象ツモ、 期待差 = (実際に掴んだ回数 − Σp) ÷ 対象ツモ。 期待差がマイナスなら確率より掴んでいない (運が良い)。 実際 / 期待 が 1 に近いほど、 p の計算が実際の引きと合っている。
止める率: 一向聴から聴牌が取れるツモ (一向聴→聴牌) と、 聴牌中のツモ (聴牌の継続) で、 聴牌を取る (保つ) 打牌が当たり牌になる場面を数えた。 全部当たり は聴牌になる打牌がすべて当たり牌で、 聴牌を取るには当たり牌を切るしかない場面。 一部当たり は当たり牌以外を切っても聴牌になる場面。 止める率 = 当たり牌を切らなかった割合 (別の牌で聴牌 / 聴牌を取らなかった)。 リーチ中は打牌を選べないので対象外。
リーチ者あり / ダマ・鳴きのみ: 全部当たりの場面を、 当たり牌を持つ相手にリーチ者がいる場合と、 ダマ・鳴きの聴牌だけの場合に分けた。 リーチは聴牌が分かるが、 ダマや鳴きの聴牌は外から分かりにくい。
見逃し: 当たり牌を持っていた席に、 その牌が出た機会のうち、 誰もロンしなかった割合。 頭ハネで別の席がロンした分は機会に数えない。 オーラスは、 その試合の最終局 (本場が積まれた局を含む)。 オーラスは着順の条件でロンを見送ることがあるので分けて数えた。
選手・チーム・親子・席順: 選手は掴み率の期待差ランキングに載っている選手 (期待 = 掴み率 − 期待差)。 チームは試合時点の所属チームで、 所属選手のツモを合算した。 親子は自分が親の局と子の局のツモ、 席順は起家 (東 1 局の親) から数えた座り順。
シャンテン数別: 対象ツモを、 ツモ直前 (13 枚) の自分のシャンテン数で分けた。 リーチ中 = リーチをかけた後のツモ、 聴牌 = リーチをかけていない聴牌 (ダマ・鳴き)、 一向聴・二向聴、 三向聴以上 (まとめて 1 区分)。 右の数字は上が掴み率 (実際)、 下が期待掴み率。 期待はその区分の対象ツモの p を合計して出した。 リーチ中は打牌を選べないので、 掴んだ当たり牌は切るしかない (押すしかない)。 それ以外の区分では、 掴んだあと止めるかどうかを選べる。
選手表の追加の列: シャンテン別 掴み率は上の区分を選手ごとに出したもので、 期待より掴んでいない (低い) と橙、 掴んでいる (高い) と青で塗った (小さい数字は 掴んだ回数 / 対象ツモ)。 掴んで止め = 聴牌中 (リーチ以外) に当たり牌を掴んで、 その牌を切らなかった率。聴牌打牌止め = 一向聴→聴牌・聴牌の継続で、 聴牌を取る (保つ) 打牌が全部当たり牌の場面で、 当たり牌を切らなかった率。 小さい数字は 止めた回数 / 場面数で、 場面が無ければ「-」。 1 シーズンでは区分ごと・場面ごとの回数が少ないので、 通算 (歴代) と合わせて読む。
偶然の範囲 (|z| < 2): z = (掴んだ回数 − 期待) ÷ √期待。 期待との差が標準誤差の 2 倍未満なら、 偶然のばらつきで説明できる範囲とみなす。 多くのチームや席を並べると、 偶然でも 2 倍を超えるものが出ることがある。
▼ もっと詳しく (分母に王牌を入れる理由 / 選手差の読み方)▲ 折りたたむ
分母を山と王牌にする理由: 分母を山 (生牌) だけにすると、 王牌にある当たり牌まで分子に入って期待が膨らむので、 山と王牌の両方を分母にしている。 局ごとに 1 − Π(1 − p) で「1 回以上掴む確率」 を出す方法は、 和了で局が打ち切られると偏るので使わない。
選手差の読み方: 選手やチームの掴み率の差は、 大半が偶然のばらつきで、 翌シーズンにはほとんど持ち越さない。 1 シーズンのツモ数では、 期待どおりに引いていても選手ごとに差が出るので、 差を見るときは期待差と、 通算 (歴代) の値を合わせて読む。
数字はすべて Mリーグの牌譜を 1 局ずつ再生して数えた実測値で、 試合が終わると翌朝に更新される。 手牌を追えなかった局 (牌譜の記録の誤りなど) は除いている。
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