当たり牌掴み率の分析

相手の当たり牌を自分のツモで引いた率を牌譜から数え、 山の残り枚数から出した「期待」 と比べる。

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当たり牌を掴む確率は?

実際に掴んだ率と、 山の残りから計算した期待を比べた。

対象ツモ
41,175
216 試合
掴み率 (実際)
6.90%
2,841 回
期待掴み率
6.76%
期待 2781.9 回
実際 / 期待
1.021
期待差 +0.14pt
実際
6.90%
期待
6.76%
1 ツモの
確率
p =山と王牌に残る当たり牌山と王牌に残る牌

シャンテン数別の当たり牌掴み率

ツモ直前の自分のシャンテン数で分けた掴み率と期待。

掴み率 (実際)期待
標準誤差の 2 倍を超える差あり
  1. リーチ中
    4,049 ツモ
    7.24%
    6.40%
  2. 聴牌
    4,010 ツモ
    7.38%
    7.00%
  3. 一向聴
    13,585 ツモ
    6.70%
    6.87%
  4. 二向聴
    12,090 ツモ
    7.03%
    6.68%
  5. 三向聴以上
    7,441 ツモ
    6.61%
    6.73%

聴牌打牌が当たり牌になったら止めるか

聴牌を取る打牌が当たり牌のとき、 切らずに止めた率。

一向聴→聴牌

全部当たり
35.8%123 件
一部当たり
67.2%119 件

聴牌の継続

全部当たり
31.4%169 件
一部当たり
77.9%290 件
止めた当たり牌を切った

相手がリーチかどうかで止める率は変わるか

聴牌を取る打牌が全部当たり牌の場面の止める率。

一向聴→聴牌
リーチ者あり
39.5%86 件
ダマ・鳴きのみ
27.0%37 件
聴牌の継続
リーチ者あり
39.4%104 件
ダマ・鳴きのみ
18.5%65 件

当たり牌を見逃した率

出た機会
1,127
席ごとに数えた
見逃し
12
見逃し率 1.06%
うちオーラス
7
見逃しの 58%

選手別の当たり牌掴み率

期待差の小さい (掴んでいない) 順に 全 30 人。

選手全体シャンテン別 掴み率止める率
掴み率期待期待差リーチ中聴牌1向聴2向聴3向聴〜掴んで止め聴牌打牌止め
5.96%6.65%−0.69pt
7.8%
17/219
4.6%
7/152
5.0%
31/626
6.8%
35/517
6.1%
17/280
43%
3/7
40%
4/10
5.95%6.61%−0.66pt
5.8%
6/104
6.9%
7/101
4.8%
19/392
7.1%
24/337
5.7%
12/209
50%
3/6
33%
2/6
6.14%6.76%−0.61pt
7.9%
11/140
4.5%
5/111
6.8%
28/412
5.1%
16/311
6.1%
12/198
40%
2/5
17%
1/6
6.26%6.74%−0.49pt
6.1%
13/213
5.0%
10/199
6.3%
40/632
6.6%
38/580
6.4%
24/374
33%
3/9
30%
3/10
6.48%6.82%−0.34pt
5.1%
9/177
5.0%
8/160
6.6%
47/708
7.8%
47/600
5.4%
22/406
43%
3/7
13%
1/8
6.57%6.89%−0.32pt
7.3%
13/178
8.8%
15/171
6.0%
36/604
6.8%
41/600
5.5%
15/274
58%
7/12
36%
5/14
6.70%7.02%−0.32pt
9.7%
10/103
7.0%
11/158
6.2%
22/353
5.3%
15/284
7.8%
16/206
44%
4/9
36%
4/11
5.99%6.29%−0.30pt
10.3%
15/145
6.8%
11/161
5.3%
24/456
4.6%
21/461
6.6%
24/362
36%
4/11
44%
7/16
6.44%6.70%−0.26pt
10.8%
8/74
6.3%
6/95
5.6%
18/319
7.2%
22/305
4.5%
7/154
100%
4/4
57%
4/7
6.75%6.98%−0.23pt
7.1%
7/98
10.5%
11/105
6.2%
20/324
5.6%
18/319
7.5%
11/146
55%
6/11
56%
5/9
6.23%6.45%−0.22pt
6.0%
6/100
4.6%
3/65
5.9%
21/353
6.9%
19/275
6.6%
7/106
33%
1/3
0%
0/4
6.86%6.96%−0.10pt
7.2%
13/180
6.0%
10/167
6.4%
39/614
6.8%
32/474
8.3%
25/300
30%
3/10
50%
6/12
6.24%6.23%+0.01pt
6.7%
10/149
6.5%
13/199
6.2%
32/520
6.5%
31/479
5.5%
14/255
36%
4/11
0%
0/5
6.88%6.83%+0.05pt
6.4%
8/125
11.2%
19/169
7.3%
40/546
5.6%
26/466
6.0%
20/336
35%
6/17
26%
6/23
7.21%7.11%+0.10pt
7.8%
10/129
10.9%
14/128
7.1%
38/538
7.4%
36/484
5.4%
17/315
29%
4/14
13%
2/15
7.03%6.86%+0.17pt
10.9%
6/55
9.6%
10/104
5.1%
14/274
7.1%
19/269
7.2%
13/180
56%
5/9
50%
5/10
7.21%7.00%+0.21pt
7.5%
9/120
4.3%
5/116
8.7%
46/530
6.7%
34/506
6.0%
11/184
20%
1/5
15%
2/13
6.79%6.55%+0.24pt
7.3%
19/262
7.3%
13/178
6.9%
35/509
6.6%
35/529
6.4%
24/377
17%
2/12
10%
1/10
6.87%6.54%+0.33pt
6.7%
8/120
8.2%
18/220
7.3%
34/464
7.5%
28/371
4.0%
10/252
31%
5/16
54%
7/13
7.02%6.67%+0.36pt
8.9%
10/112
7.5%
8/107
8.2%
37/450
6.2%
29/470
5.3%
12/228
38%
3/8
0%
0/3
7.38%6.98%+0.41pt
6.3%
9/143
4.8%
9/187
7.6%
40/527
8.1%
35/430
8.1%
23/284
44%
4/9
29%
4/14
7.59%7.03%+0.56pt
2.9%
3/105
6.8%
4/59
9.1%
27/296
9.2%
23/251
5.3%
7/132
100%
3/3
100%
3/3
7.30%6.70%+0.60pt
7.1%
11/156
4.1%
5/121
6.4%
23/361
8.0%
27/339
9.6%
22/228
50%
2/4
25%
1/4
7.44%6.79%+0.65pt
6.3%
4/63
4.5%
3/67
8.9%
19/214
9.0%
18/201
4.4%
5/114
33%
1/3
50%
1/2
7.49%6.69%+0.80pt
4.7%
7/149
6.2%
7/113
8.2%
32/389
7.8%
28/358
8.1%
20/246
33%
2/6
40%
4/10
7.93%7.11%+0.82pt
8.1%
10/123
8.2%
6/73
8.5%
32/378
6.3%
21/336
9.3%
22/237
50%
3/6
29%
2/7
7.78%6.84%+0.94pt
10.0%
13/130
9.3%
18/193
6.9%
36/525
8.0%
39/489
7.2%
26/360
53%
9/17
50%
8/16
7.73%6.73%+1.00pt
8.3%
10/120
10.5%
12/114
6.5%
25/383
8.0%
23/287
7.7%
14/183
44%
4/9
44%
4/9
7.81%6.60%+1.21pt
6.4%
10/156
10.9%
15/138
5.6%
29/514
9.3%
44/474
8.4%
28/332
36%
5/14
17%
2/12
8.29%6.76%+1.54pt
7.9%
8/101
16.5%
13/79
7.0%
26/374
9.0%
26/288
6.6%
12/183
54%
7/13
30%
3/10
期待より掴んでいない期待より掴んでいる小さい数字は 回数 / 場面数

チーム別・席別の当たり牌掴み率

チーム・親と子・席順で分けた期待差。 バーは同じ目盛り。

チーム別

標準誤差の 2 倍を超える差あり
チーム掴み率期待差
  1. EX風林火山
    6.55%
    −0.31pt
  2. TEAM RAIDEN / 雷電
    6.51%
    −0.31pt
  3. セガサミーフェニックス
    6.65%
    −0.07pt
  4. 渋谷ABEMAS
    6.64%
    +0.02pt
  5. KADOKAWAサクラナイツ
    6.80%
    +0.08pt
  6. U-NEXT Pirates
    7.10%
    +0.43pt
  7. KONAMI 麻雀格闘倶楽部
    7.33%
    +0.51pt
  8. 赤坂ドリブンズ
    7.63%
    +0.83pt

親と子で掴み率は違うか

差は偶然の範囲 (|z| < 2)
親+0.08pt
6.68% / 期待 6.60%
子+0.16pt
6.97% / 期待 6.80%

起家からの席順で掴み率は違うか

差は偶然の範囲 (|z| < 2)
起家+0.36pt
7.13% / 期待 6.77%
2番目+0.15pt
6.93% / 期待 6.78%
3番目+0.16pt
6.91% / 期待 6.74%
4番目−0.10pt
6.63% / 期待 6.73%
期待より掴んでいない期待より掴んでいる

この分析の見方

当たり牌: その時点で相手がロンできる牌。 相手が聴牌していて (リーチ・役のあるダマ・鳴いて役のある聴牌)、 その牌で和了ると役がつき、 フリテンでない待ち牌を数える。 相手が複数いれば牌の種類を合わせる。
対象ツモ・掴んだ: 相手に当たり牌が 1 種類以上あるときの自分のツモが対象ツモ。 そのツモ牌が当たり牌だったら掴んだとする。
確率 p: 1 ツモごとに、 山と王牌に実際に残っている当たり牌の枚数 ÷ 山と王牌に残っている牌の総数。 残りの牌は、 全員の手牌 (相手の伏せた手牌も含む)・河・副露・ドラ表示牌を除いたもの。 牌譜で全員の手牌が分かるので、 打っている本人には見えない「神の視点」 で本当に引く確率になる。
期待・期待差: 期待 = 対象ツモの p の合計 (Σp)、 期待掴み率 = Σp ÷ 対象ツモ、 期待差 = (実際に掴んだ回数 − Σp) ÷ 対象ツモ。 期待差がマイナスなら確率より掴んでいない (運が良い)。 実際 / 期待 が 1 に近いほど、 p の計算が実際の引きと合っている。
止める率: 一向聴から聴牌が取れるツモ (一向聴→聴牌) と、 聴牌中のツモ (聴牌の継続) で、 聴牌を取る (保つ) 打牌が当たり牌になる場面を数えた。 全部当たり は聴牌になる打牌がすべて当たり牌で、 聴牌を取るには当たり牌を切るしかない場面。 一部当たり は当たり牌以外を切っても聴牌になる場面。 止める率 = 当たり牌を切らなかった割合 (別の牌で聴牌 / 聴牌を取らなかった)。 リーチ中は打牌を選べないので対象外。
リーチ者あり / ダマ・鳴きのみ: 全部当たりの場面を、 当たり牌を持つ相手にリーチ者がいる場合と、 ダマ・鳴きの聴牌だけの場合に分けた。 リーチは聴牌が分かるが、 ダマや鳴きの聴牌は外から分かりにくい。
見逃し: 当たり牌を持っていた席に、 その牌が出た機会のうち、 誰もロンしなかった割合。 頭ハネで別の席がロンした分は機会に数えない。 オーラスは、 その試合の最終局 (本場が積まれた局を含む)。 オーラスは着順の条件でロンを見送ることがあるので分けて数えた。
選手・チーム・親子・席順: 選手は掴み率の期待差ランキングに載っている選手 (期待 = 掴み率 − 期待差)。 チームは試合時点の所属チームで、 所属選手のツモを合算した。 親子は自分が親の局と子の局のツモ、 席順は起家 (東 1 局の親) から数えた座り順。
シャンテン数別: 対象ツモを、 ツモ直前 (13 枚) の自分のシャンテン数で分けた。 リーチ中 = リーチをかけた後のツモ、 聴牌 = リーチをかけていない聴牌 (ダマ・鳴き)、 一向聴・二向聴、 三向聴以上 (まとめて 1 区分)。 右の数字は上が掴み率 (実際)、 下が期待掴み率。 期待はその区分の対象ツモの p を合計して出した。 リーチ中は打牌を選べないので、 掴んだ当たり牌は切るしかない (押すしかない)。 それ以外の区分では、 掴んだあと止めるかどうかを選べる。
選手表の追加の列: シャンテン別 掴み率は上の区分を選手ごとに出したもので、 期待より掴んでいない (低い) と橙、 掴んでいる (高い) と青で塗った (小さい数字は 掴んだ回数 / 対象ツモ)。 掴んで止め = 聴牌中 (リーチ以外) に当たり牌を掴んで、 その牌を切らなかった率。聴牌打牌止め = 一向聴→聴牌・聴牌の継続で、 聴牌を取る (保つ) 打牌が全部当たり牌の場面で、 当たり牌を切らなかった率。 小さい数字は 止めた回数 / 場面数で、 場面が無ければ「-」。 1 シーズンでは区分ごと・場面ごとの回数が少ないので、 通算 (歴代) と合わせて読む。
偶然の範囲 (|z| < 2): z = (掴んだ回数 − 期待) ÷ √期待。 期待との差が標準誤差の 2 倍未満なら、 偶然のばらつきで説明できる範囲とみなす。 多くのチームや席を並べると、 偶然でも 2 倍を超えるものが出ることがある。
▼ もっと詳しく (分母に王牌を入れる理由 / 選手差の読み方)
分母を山と王牌にする理由: 分母を山 (生牌) だけにすると、 王牌にある当たり牌まで分子に入って期待が膨らむので、 山と王牌の両方を分母にしている。 局ごとに 1 − Π(1 − p) で「1 回以上掴む確率」 を出す方法は、 和了で局が打ち切られると偏るので使わない。
選手差の読み方: 選手やチームの掴み率の差は、 大半が偶然のばらつきで、 翌シーズンにはほとんど持ち越さない。 1 シーズンのツモ数では、 期待どおりに引いていても選手ごとに差が出るので、 差を見るときは期待差と、 通算 (歴代) の値を合わせて読む。

数字はすべて Mリーグの牌譜を 1 局ずつ再生して数えた実測値で、 試合が終わると翌朝に更新される。 手牌を追えなかった局 (牌譜の記録の誤りなど) は除いている。