当たり牌掴み率の分析

相手の当たり牌を自分のツモで引いた率を牌譜から数え、 山の残り枚数から出した「期待」 と比べる。

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当たり牌を掴む確率は?

実際に掴んだ率と、 山の残りから計算した期待を比べた。

対象ツモ
34,069
180 試合
掴み率 (実際)
6.54%
2,229 回
期待掴み率
6.86%
期待 2337.9 回
実際 / 期待
0.953
期待差 −0.32pt
実際
6.54%
期待
6.86%
1 ツモの
確率
p =山と王牌に残る当たり牌山と王牌に残る牌

聴牌打牌が当たり牌になったら止めるか

聴牌を取る打牌が当たり牌のとき、 切らずに止めた率。

一向聴→聴牌

全部当たり
40.8%98 件
一部当たり
67.5%120 件

聴牌の継続

全部当たり
29.1%134 件
一部当たり
76.5%234 件
止めた当たり牌を切った

相手がリーチかどうかで止める率は変わるか

聴牌を取る打牌が全部当たり牌の場面の止める率。

一向聴→聴牌
リーチ者あり
38.2%68 件
ダマ・鳴きのみ
46.7%30 件
聴牌の継続
リーチ者あり
34.6%81 件
ダマ・鳴きのみ
20.8%53 件

当たり牌を見逃した率

出た機会
900
席ごとに数えた
見逃し
3
見逃し率 0.33%
うちオーラス
2
見逃しの 67%

選手別の当たり牌掴み率

期待差の小さい (掴んでいない) 順に 全 32 人。

選手掴み率期待差
  1. 5.75%
    −1.36pt
  2. 5.92%
    −1.28pt
  3. 6.04%
    −1.23pt
  4. 5.90%
    −1.22pt
  5. 5.99%
    −1.12pt
  6. 5.79%
    −1.11pt
  7. 5.85%
    −1.04pt
  8. 5.93%
    −0.98pt
  9. 5.60%
    −0.88pt
  10. 6.05%
    −0.74pt
  11. 6.27%
    −0.72pt
  12. 6.20%
    −0.70pt
  13. 5.97%
    −0.68pt
  14. 6.47%
    −0.50pt
  15. 6.84%
    −0.43pt
  16. 6.33%
    −0.33pt
選手掴み率期待差
  1. 6.75%
    −0.21pt
  2. 6.29%
    −0.18pt
  3. 7.27%
    −0.16pt
  4. 6.14%
    −0.07pt
  5. 6.88%
    −0.03pt
  6. 6.51%
    −0.02pt
  7. 7.00%
    +0.11pt
  8. 6.85%
    +0.12pt
  9. 7.49%
    +0.26pt
  10. 7.10%
    +0.28pt
  11. 7.27%
    +0.35pt
  12. 6.85%
    +0.40pt
  13. 7.43%
    +0.54pt
  14. 7.47%
    +0.54pt
  15. 8.04%
    +0.89pt
  16. 7.58%
    +1.13pt
期待より掴んでいない期待より掴んでいる

チーム別・席別の当たり牌掴み率

チーム・親と子・席順で分けた期待差。 バーは同じ目盛り。

チーム別

差は偶然の範囲 (|z| < 2)
チーム掴み率期待差
  1. 渋谷ABEMAS
    6.33%
    −0.57pt
  2. TEAM RAIDEN / 雷電
    6.44%
    −0.53pt
  3. EX風林火山
    6.46%
    −0.43pt
  4. U-NEXT Pirates
    6.30%
    −0.41pt
  5. KONAMI 麻雀格闘倶楽部
    6.75%
    −0.28pt
  6. KADOKAWAサクラナイツ
    6.62%
    −0.13pt
  7. セガサミーフェニックス
    6.72%
    −0.12pt
  8. 赤坂ドリブンズ
    6.70%
    −0.11pt

親と子で掴み率は違うか

標準誤差の 2 倍を超える差あり
親−0.27pt
6.54% / 期待 6.81%
子−0.33pt
6.54% / 期待 6.88%

起家からの席順で掴み率は違うか

差は偶然の範囲 (|z| < 2)
起家−0.16pt
6.63% / 期待 6.79%
2番目−0.28pt
6.51% / 期待 6.78%
3番目−0.55pt
6.45% / 期待 7.00%
4番目−0.30pt
6.58% / 期待 6.88%
期待より掴んでいない期待より掴んでいる

この分析の見方

当たり牌: その時点で相手がロンできる牌。 相手が聴牌していて (リーチ・役のあるダマ・鳴いて役のある聴牌)、 その牌で和了ると役がつき、 フリテンでない待ち牌を数える。 相手が複数いれば牌の種類を合わせる。
対象ツモ・掴んだ: 相手に当たり牌が 1 種類以上あるときの自分のツモが対象ツモ。 そのツモ牌が当たり牌だったら掴んだとする。
確率 p: 1 ツモごとに、 山と王牌に実際に残っている当たり牌の枚数 ÷ 山と王牌に残っている牌の総数。 残りの牌は、 全員の手牌 (相手の伏せた手牌も含む)・河・副露・ドラ表示牌を除いたもの。 牌譜で全員の手牌が分かるので、 打っている本人には見えない「神の視点」 で本当に引く確率になる。
期待・期待差: 期待 = 対象ツモの p の合計 (Σp)、 期待掴み率 = Σp ÷ 対象ツモ、 期待差 = (実際に掴んだ回数 − Σp) ÷ 対象ツモ。 期待差がマイナスなら確率より掴んでいない (運が良い)。 実際 / 期待 が 1 に近いほど、 p の計算が実際の引きと合っている。
止める率: 一向聴から聴牌が取れるツモ (一向聴→聴牌) と、 聴牌中のツモ (聴牌の継続) で、 聴牌を取る (保つ) 打牌が当たり牌になる場面を数えた。 全部当たり は聴牌になる打牌がすべて当たり牌で、 聴牌を取るには当たり牌を切るしかない場面。 一部当たり は当たり牌以外を切っても聴牌になる場面。 止める率 = 当たり牌を切らなかった割合 (別の牌で聴牌 / 聴牌を取らなかった)。 リーチ中は打牌を選べないので対象外。
リーチ者あり / ダマ・鳴きのみ: 全部当たりの場面を、 当たり牌を持つ相手にリーチ者がいる場合と、 ダマ・鳴きの聴牌だけの場合に分けた。 リーチは聴牌が分かるが、 ダマや鳴きの聴牌は外から分かりにくい。
見逃し: 当たり牌を持っていた席に、 その牌が出た機会のうち、 誰もロンしなかった割合。 頭ハネで別の席がロンした分は機会に数えない。 オーラスは、 その試合の最終局 (本場が積まれた局を含む)。 オーラスは着順の条件でロンを見送ることがあるので分けて数えた。
選手・チーム・親子・席順: 選手は掴み率の期待差ランキングに載っている選手 (期待 = 掴み率 − 期待差)。 チームは試合時点の所属チームで、 所属選手のツモを合算した。 親子は自分が親の局と子の局のツモ、 席順は起家 (東 1 局の親) から数えた座り順。
偶然の範囲 (|z| < 2): z = (掴んだ回数 − 期待) ÷ √期待。 期待との差が標準誤差の 2 倍未満なら、 偶然のばらつきで説明できる範囲とみなす。 多くのチームや席を並べると、 偶然でも 2 倍を超えるものが出ることがある。
▼ もっと詳しく (分母に王牌を入れる理由 / 選手差の読み方)
分母を山と王牌にする理由: 分母を山 (生牌) だけにすると、 王牌にある当たり牌まで分子に入って期待が膨らむので、 山と王牌の両方を分母にしている。 局ごとに 1 − Π(1 − p) で「1 回以上掴む確率」 を出す方法は、 和了で局が打ち切られると偏るので使わない。
選手差の読み方: 選手やチームの掴み率の差は、 大半が偶然のばらつきで、 翌シーズンにはほとんど持ち越さない。 1 シーズンのツモ数では、 期待どおりに引いていても選手ごとに差が出るので、 差を見るときは期待差と、 通算 (歴代) の値を合わせて読む。

数字はすべて Mリーグの牌譜を 1 局ずつ再生して数えた実測値で、 試合が終わると翌朝に更新される。 手牌を追えなかった局 (牌譜の記録の誤りなど) は除いている。