Mリーグ 2026-27シーズン セミ+ファイナル 放銃率 ランキング
放銃 / 総局数。低いほど良い(守備力)。 Mリーグ全選手の個人成績から放銃率を集計し、平均・目安・チーム別平均・シーズン推移まで掲載。
放銃率とは (計算式)
放銃率 (ほうじゅうりつ) は、打った局のうち他家にロンされた (振り込んだ) 局の割合です。計算式は「放銃した局数 ÷ 打った総局数」で、自分がアガった局も流局した局も分母に入ります。
守備力を測るもっとも基本的な指標で、低いほど振り込みが少ない打ち手です。一般的なネット麻雀の成績画面に出る放銃率も同じ考え方の数値なので、自分の成績と並べて比べられます。
ただし放銃率は「降りれば下がる」だけの数字ではありません。降りてばかりだと和了率が落ちて順位が下がるため、押すべき局面で押し、降りるべき局面で降りる判断の精度がそのまま表れます。
放銃率の目安と平均 (Mリーグ通算)
Mリーグ通算 (対象 54 選手) の放銃率は平均 11.2%、中央値 11.0% です。10.3% を下回れば全体の上位 4 分の 1 に入る守備力で、11.8% を上回ると押し寄りの打ち手といえます。通算で最も低い選手は 8.6%、最も高い選手でも 14.5% で、トッププロ同士では差が 6 ポイント程度に収まっています。
同じ選手でも 1 シーズンの放銃率は年によって 2 ポイント前後上下するため、シーズン単位の数字は「そのシーズンの押し引きの傾向」、通算の数字は「その選手の守備力」として読むのが安全です。
対象はMリーグ全シーズン通算で局数 300 以上の 54 選手。表示中のシーズン・ステージの平均と分布は、上の「放銃率の目安 (平均・分布レンジ)」を参照。
放銃率が高い選手・低い選手の特徴
Mリーグ通算の放銃率で選手を 4 つに分け、低い 25% (13 名) と高い 25% (13 名) の関連指標の平均を比べたものです。
| 指標 (通算平均) | 放銃率が低い25% (良い側) | 放銃率が高い25% |
|---|---|---|
| 放銃率 | 9.7% | 13.3% |
| 和了率 | 19.7% | 19.3% |
| リーチ率 | 21.4% | 22.0% |
| 副露率 | 23.6% | 22.6% |
| 押し率 | 13.1% | 15.0% |
| 平均順位 | 2.47 | 2.66 |
放銃率が低いグループは押し率 (先制リーチに対してテンパイで押した割合) が低く、平均順位ははっきり良い一方、和了率はほとんど変わりません。降りる判断を増やしてもアガリは減っておらず、放銃率の差がそのまま順位の差になっています。
放銃率を改善する考え方
放銃率を下げる基本は、先制リーチが入ったときに「自分の手がテンパイかどうか」で押し引きを決めることです。テンパイなら押す価値がありますが、1 向聴 (テンパイまであと 1 枚) 以下の手で無筋 (相手の捨て牌から安全と読めない牌) を切り続けると、放銃率だけが上がっていきます。
降りると決めたら、現物 (相手が捨てた牌と同じ牌) を最優先に、スジ (相手の捨て牌から待ちになりにくい牌) や壁 (4 枚見えている数牌の外側) を使って安全度の高い順に切ります。序盤から字牌を早く切りすぎると終盤に安全牌がなくなるので、守備を意識するなら安全牌を 1〜2 枚残しておく手順も有効です。
一方で放銃率だけを追うと和了率が落ちます。放銃率と和了率の差 (和了率 − 放銃率) を意識すると、守備と攻撃のバランスが取れているか確認できます。