状態

麻雀のイーシャンテン

一向聴 / 1シャンテン

よみ: いーしゃんてん

イーシャンテンの手牌例

麻雀のイーシャンテンの手牌例

234m / 234p / 567s の 3 面子 + 67m リャンメン + 35s カンチャン (9p は浮き牌)。 67m か 35s のどちらかが埋まれば聴牌 = イーシャンテン。

イーシャンテンとは

イーシャンテン (一向聴) とは、 聴牌の 1 つ手前の状態。 あと有効牌を 1 枚引けば聴牌になる。 シャンテン数は「聴牌まであと何枚必要か」 を示し、 聴牌 = 0 シャンテン、 イーシャンテン = 1 シャンテン、 リャンシャンテン = 2 シャンテン と続く。

イーシャンテンとは (聴牌の 1 つ手前)

イーシャンテン (一向聴、1 シャンテン) とは、有効牌をあと 1 枚引けば聴牌 (テンパイ = あと 1 枚で和了) になる状態です。シャンテン数は「聴牌まであと何枚必要か」を表し、聴牌が 0 向聴、イーシャンテンが 1 向聴、リャンシャンテンが 2 向聴と続きます。

通常の 4 面子 1 雀頭の手では、面子 3 つ + 搭子 2 つ、または面子 3 つ + 搭子 1 つ + 雀頭、のような形が代表的なイーシャンテンです。

イーシャンテンの形の種類 (くっつき・完全一向聴)

イーシャンテンにはいくつかの形があります。面子 3 つと雀頭が完成していて孤立牌 2 枚のどちらかにくっつけば聴牌する「くっつきイーシャンテン」、面子 2 つ + 両面搭子 + 対子 + 対子に隣の牌が付いた 3 枚 (223m など) の 13 枚で、両面 2 か所 (223m の 23m も両面になる) と対子 2 つのどれが埋まっても両面待ちで聴牌できる「完全イーシャンテン」、面子 3 つ + 搭子 2 つで雀頭がない「雀頭のないイーシャンテン」などです。

受け入れ枚数は形によって大きく違い、複数の形で聴牌できる好形に対し、嵌張 1 つでしか聴牌できない悪型は 4 枚しかない、ということもあります。同じイーシャンテンでも「聴牌しやすさ」に差があることを意識しましょう。

イーシャンテンからの進め方 (受け入れを最大にする)

イーシャンテンでは、次に何を引けば聴牌するかを具体的に数えます。上の手牌例 (234m・234p・567s + 67m + 35s + 浮き牌の 9p) なら、5m・8m (両面) と 4s (嵌張) の 3 種 12 枚に加え、6m・7m・3s・5s のどれかが重なって雀頭ができても聴牌し、さらに 8s を引いても 678s + 55s の雀頭に組み替えて (3s を切って) 聴牌できるので、有効牌は合計 8 種 27 枚です。

ここでは浮き牌の 9p を切って搭子 2 つを残すのが基本ですが、35s の嵌張を 4s の単騎に変えるなど、より広い形に組み替える選択もあります。最終的に両面待ちで聴牌できる形を残すことが、和了率を上げるコツです。

イーシャンテンでの押し引き

イーシャンテンは「あと 1 枚」ですが、まだ和了できない状態です。相手からリーチが入ったとき、イーシャンテンで危険牌を押すのは分が悪いことが多く、一般的には好形で打点があるときだけ押し、それ以外は降りるのが目安とされます。

特に序盤の悪型イーシャンテンは聴牌までに時間がかかるため、リーチに対して無理をしないのが定石です。逆に終盤で聴牌気配の相手がいない場面では、イーシャンテンからでも積極的に手を進めましょう。

イーシャンテンの読み方・英語とリーチ判断

読み方は「イーシャンテン」で、漢字では一向聴、「1 シャンテン」と数字で書くこともあります。中国語の「一向聴 (イーシャンティン)」が語源で、英語では 1-shanten と表記します。

イーシャンテンからの 1 枚は「聴牌するかどうか」を決める重要な 1 枚です。両面 2 つのイーシャンテンから聴牌したときは、そのままリーチをかけやすい形になりますが、嵌張や辺張の悪型で聴牌した場合は、リーチせずに待ち替えを待つダマテンも選択肢になります。聴牌までの形を意識して受け入れを選ぶことが、リーチ後の和了率にもつながります。

イーシャンテンのメリット・デメリット

MERIT

DEMERIT

Mリーグの実データで見るイーシャンテン

配牌の平均向聴数
3.55向聴
配牌で二向聴以内
10.5%
  • 聴牌0.01%
  • 一向聴0.6%
  • 二向聴9.8%
  • 三向聴37.4%
  • 四向聴以上52.1%

Mリーグの延べ 97,011 配牌 (1,988 試合) では、配牌時点で聴牌 0.01%、一向聴 0.6%、二向聴 9.8%、三向聴 37.4%、四向聴以上 52.1% で、平均は 3.55 向聴です。

イーシャンテンのよくある質問

麻雀のイーシャンテンとは何ですか?

イーシャンテン (一向聴) とは、聴牌の 1 つ手前の状態。 あと有効牌を 1 枚引けば聴牌になる。

イーシャンテンの読み方は?

「いーしゃんてん」と読みます。「一向聴」「1シャンテン」とも呼ばれます。

イーシャンテンでリーチはかけられる?

かけられません。リーチは聴牌していることが条件なので、イーシャンテンでリーチを宣言するとノーテンリーチになり、流局時に発覚すればチョンボ (反則) として扱われるのが一般的です。

イーシャンテンのまま流局したら罰符を払う?

払う側になります。あと 1 枚で聴牌でも、流局時に聴牌していなければノーテンとして扱われ、聴牌者がいればノーテン罰符を支払います。罰符の額はルールによって異なりますが、場に 3,000 点を出し合う形が一般的です。

有効牌とは何ですか?

有効牌とは、引いたときにシャンテン数が 1 つ減る牌のことです。イーシャンテンなら、引けば聴牌になる牌が有効牌で、その種類と残り枚数を合計したものを受け入れ枚数と呼びます。

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