待ち形

麻雀のカンチャン

嵌張 / カン張

よみ: かんちゃん

カンチャンの手牌例

麻雀のカンチャンの手牌例

3m-5m の嵌張で 4m 待ち (待ちは 4m の 1 種類だけ)。 4m が出てロン → カンチャン待ちの和了例。 すべて 2〜8 の牌なのでタンヤオが付き、 40 符 1 翻で子なら 1,300 点。

当たり牌
四萬

カンチャンとは

カンチャン (嵌張) とは、 同じ種類の数牌で 1 つ飛ばしの 2 枚を持って、 間の 1 種を待つ形 (例: 35m で 4m 待ち)。 待ち牌が 1 種 × 4 枚 = 最大 4 枚のみで、 リャンメン (最大 8 枚) の半分。

カンチャン待ちとは (1 つ飛ばしの 2 枚で真ん中を待つ形)

カンチャン待ちとは、35m のように同じ種類の数牌を 1 つ飛ばしで 2 枚持ち、間の 1 種類 (この例では 4m) を待つ聴牌形です。待ち牌は 1 種類で、自分の手や河に見えている枚数を除けば最大 4 枚しかありません。両面待ち (2 種類 8 枚) と比べて待ち牌の枚数が半分になるため、「悪い待ち」の代表として扱われます。

聴牌 (あと 1 枚で和了できる状態) の形は、嵌張・辺張・単騎が「愚形 (悪形)」、両面や 3 種類以上を待つ多面待ちが「良形」に分類されます。シャンポン (2 つの対子で待つ形) をどちらに入れるかは、考え方によって分かれます。

カンチャン待ちの符と点数

嵌張待ちで和了すると、待ちの符として +2 符がつきます (両面とシャンポンは 0 符)。たとえば順子だけの門前ロンでも、待ちが嵌張なら 20 符 + 門前ロン 10 符 + 嵌張 2 符 = 32 符 → 切り上げて 40 符になり、子の 1 翻なら 1,300 点、2 翻なら 2,600 点です (両面なら 30 符で 1,000 点・2,000 点)。

つまり嵌張は和了しにくい代わりに、同じ翻数なら点数がわずかに高くなります。ただし平和 (ピンフ) は両面待ちが条件なので、嵌張のままでは平和はつきません。

カンチャンと辺張・両面待ちの違い

辺張 (ペンチャン) は 12 や 89 のように端に寄った 2 枚で 3 または 7 を待つ形で、待ち牌が 1 種類なのは嵌張と同じですが、変化の余地がより少ない形です。両面 (リャンメン) は 45 のような連続 2 枚で両隣 (3・6) を待つ形で、待ちが 2 種類あります。

手作りでは「辺張 < 嵌張 < 両面」の順で良い形とされ、同じ 2 枚組 (搭子) を選ぶなら嵌張より両面を残すのが基本です。

カンチャンを両面に変える手作りのコツ

嵌張 35m は、2m か 6m を引くと 23m や 56m の両面に変化できます (5m または 3m を切る)。4m を先に引けば 345m の順子が完成します。序盤では嵌張のまますぐ聴牌させるより、こうした「両面への変化」を待つ選択が有力です。

一方で、終盤で他家からリーチが入っているときや、待ち牌 (4m) が場に切られておらず山に残っていそうなときは、嵌張のまま先にリーチをかける判断も多く見られます。待ちの良し悪しだけでなく、残り枚数と速度で決めるのがコツです。

カンチャンの読み方・別名 (嵌張・カン張)

「カンチャン」は漢字で「嵌張」と書き、「嵌」は「はめ込む」という意味です。1 つ飛ばしの間にはめ込むように待つことからこの名前がつきました。「カン張」と略して書かれることもあり、カン (槓) とは無関係です。英語圏では closed wait と呼ばれます。

カンチャン待ちでよくある勘違い

嵌張は「必ず悪い待ち」ではありません。両面 8 枚・嵌張 4 枚というのは牌が全部山に残っている前提の数字で、実戦では場に切られた枚数で変わります。たとえば両面の待ち牌が河に 5 枚見えていて残り 3 枚、嵌張の待ち牌が 1 枚も見えておらず残り 4 枚、という状況なら嵌張のほうが和了しやすい計算になります。

また、嵌張待ちの牌は相手から「スジ」で安全牌と読まれて切られやすい、という側面もあります (両面待ちに比べて読まれにくい)。待ちの形だけで判断せず、残り枚数と出やすさをセットで考えるのが上達のポイントです。

カンチャンのメリット・デメリット

MERIT

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DEMERIT

カンチャンの注意事項

1件
展開

カンチャン → リャンメンへの変形

嵌張 35m を持っている時、 ツモで 2m や 6m が来れば 23m + 5m (= 浮き牌付き) or 5m を切って 23m リャンメンに変形できる。 手作りの方針として要検討。

カンチャンのよくある質問

麻雀のカンチャンとは何ですか?

カンチャン (嵌張) とは、同じ種類の数牌で 1 つ飛ばしの 2 枚を持って、 間の 1 種を待つ形(例: 35m で 4m 待ち)。 待ち牌が 1 種 × 4 枚 = 最大 4 枚のみで、 リャンメン (最大 8 枚) の半分。

カンチャンの読み方は?

「かんちゃん」と読みます。「嵌張」「カン張」とも呼ばれます。

1-3 や 7-9 もカンチャン?

カンチャンです。1-3 で 2 を待つ形、7-9 で 8 を待つ形も、間の 1 種類を待つ嵌張です。端の牌を含むので辺張と混同しやすいですが、辺張は 1-2 で 3、8-9 で 7 を待つ、隣り合った 2 枚の形です。

嵌張とも両面とも読める和了はどう数える?

同じ和了牌で待ちの読み方が複数ある場合は、点数が高くなるほうで計算するのが一般的です。たとえば 2m3m4m と 3m5m を持って 4m で和了した形は、35m の嵌張 (+2 符) とも 23m の両面とも読めるので、平和が付く手なら両面として平和を付けます。

カンチャンの関連用語・関連する役