手牌構成

麻雀のメンゼン

門前 / 門前清

よみ: めんぜん

メンゼンの手牌例

麻雀のメンゼンの手牌例

鳴き 0 のメンゼン手。 234m / 234p / 567s / 678m の順子 + 99s 雀頭。 ツモ和了で「門前自摸」 1 翻が付く。

メンゼンとは

メンゼン (門前) とは、 ポン・チー・明槓などの「鳴き」 を一度もしていない手の状態。 メンゼンを維持することで、 リーチ・平和・一盃口など多くの役の前提条件を満たせる。 暗槓 (= 自分の手牌だけで槓する) はメンゼン維持と認められる。

メンゼンとは (鳴いていない手)

メンゼン (門前) とは、ポン・チー・明槓・加槓といった「鳴き (副露)」を 1 度もしていない手の状態です。手牌 13 枚がすべて自分の手の中にあり、他家に晒した面子が無い状態を指します。暗槓 (自分の手牌だけで 4 枚そろえてカン) は鳴きではないので、暗槓をしてもメンゼンは保たれます。

メンゼンかどうかは、リーチができるか、多くの役がつくか、点数がどうなるかを左右する、麻雀で最も基本的な区別の 1 つです。

メンゼンでしか成立しない役 (メンゼン限定役)

リーチ、一発、門前清自摸和 (メンゼンツモ)、平和、一盃口、二盃口、七対子、国士無双、四暗刻、九蓮宝燈、天和・地和などは、鳴くと成立しないメンゼン限定役です。また、三色同順・一気通貫・混一色・清一色・チャンタ・純チャンは、鳴くと翻数が 1 つ下がる「食い下がり」の役です。

つまりメンゼンを保つと「使える役が増え、翻数も高い」ため、打点面で大きく有利になります。各役の条件は役ページで確認できます。

メンゼンの符 (門前ロンは +10 符)

符計算でもメンゼンは優遇されます。鳴いていない手でロン和了すると「門前加符」として 10 符が加算され、基本の 20 符と合わせて 30 符からのスタートになります。鳴いた手のロンにはこの 10 符がつきません。ツモの +2 符は鳴いていても同じです。

たとえば順子だけの手を門前ロンすれば 30 符 (子 1 翻で 1,000 点)、同じ形を鳴いてロンすると加算が無く 20 符相当になりますが、例外として 30 符 (喰い平和形) として扱うのが一般的です。

メンゼンと鳴きの使い分け

メンゼンは打点が高く、リーチで相手にプレッシャーもかけられますが、手が進むのは自分のツモだけなので速度で劣ります。鳴きは他家の捨て牌も使えるため速い一方、役が限られ打点が下がります。

一般的な目安は、配牌が良く役やドラが見込めるならメンゼンでリーチを目指し、配牌が悪い・役牌の対子がある・他家が速そうなら鳴いて速度を優先する、というものです。Mリーグのようにクイタンありのルールでは、鳴いてタンヤオで速く和了する選択も有力です。

メンゼンの読み方・別名 (門前・門前清・メンチン)

「メンゼン」は「門前」または「門前清」と書きます。「門前清」は「鳴いていない清らかな状態」という意味で、門前清自摸和 (メンゼンツモ) の名前にも含まれています。「メンチン」はメンゼンの清一色、「メンタンピン」はメンゼンリーチ・タンヤオ・平和の複合を指す略語です。

メンゼンでよくある勘違い (暗槓・ロン・鳴かれた牌)

①暗槓はメンゼンを崩しません (明槓・加槓は崩れます)。②ロン和了した牌で完成した面子は、符や三暗刻の判定では「明刻扱い」になりますが、手そのものはメンゼンのままなので門前ロンの 10 符やメンゼン限定役はつきます。③自分の捨て牌を他家に鳴かれても、自分のメンゼンには影響しません。

④ポンやチーを 1 回でもすれば、その後どれだけ手が整ってもメンゼンには戻れません。鳴くかどうかの判断は「その 1 回でリーチ・平和・メンゼンツモの可能性を手放す」ことを踏まえて行います。

メンゼンのメリット・デメリット

MERIT

DEMERIT

  • −鳴いて速度を出せない (= 配牌が悪いときに手作りが厳しい)
  • −明槓するとメンゼン崩壊、 暗槓のみ OK
  • −他家の鳴きを利用した加速ができない

メンゼンの注意事項

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展開

暗槓は OK、 明槓・加槓は NG

自分の手牌だけで揃えた暗槓はメンゼン維持。 一方、 他家から鳴いた牌の明槓・加槓はメンゼン崩壊で リーチ等が成立しなくなる。

Mリーグの実データで見るメンゼン

門前で和了
65.9%
副露して和了
34.1%

Mリーグの全和了 19,398 回のうち、門前 (ポン・チー・明槓をしていない状態) での和了は 12,782 回、鳴いてからの和了は 6,616 回です。

メンゼンのよくある質問

麻雀のメンゼンとは何ですか?

メンゼン (門前) とは、ポン・チー・明槓などの「鳴き」 を一度もしていない手の状態。 メンゼンを維持することで、 リーチ・平和・一盃口など多くの役の前提条件を満たせる。

メンゼンの読み方は?

「めんぜん」と読みます。「門前」「門前清」とも呼ばれます。

メンゼンでツモ和了すると必ず役が付く?

付きます。鳴いていない手をツモ和了すれば、門前清自摸和 (メンゼンツモ) という 1 翻の役が付くので、ほかに役が無い手でもツモなら和了できます。ロン和了のときはこの役は付きません。

暗槓をした後でもリーチはできる?

できます。暗槓は鳴きではないのでメンゼンのままで、暗槓した後にリーチをかけることも可能です。なお、リーチをかけた後に暗槓する場合は、待ちが変わらないことなどを条件にするのが一般的で、細かい条件はルールによって異なります。

メンゼンの関連用語・関連する役