特殊

麻雀の食い断

クイタン / 喰い断 / 喰いタン / 食いタン

よみ: くいたん

食い断とは

食い断 (クイタン) とは、 鳴いた状態で成立するタンヤオ。 「クイタンあり」 ルールでは副露しても 2-8 の数牌のみで和了すれば 1 翻。 速度重視の打ち回しで多用される。 Mリーグ・天鳳・雀魂 はクイタンあり。 一部のルールは「クイタンなし」。

図で見る食い断

食い断: 鳴いても 2〜8 だけならタンヤオ
食い断: 鳴いても 2〜8 だけならタンヤオ (麻雀の食い断の図)

234萬・456筒 をチーしていても、 手の中も 2〜8 の牌だけなので、 5索・8索 のどちらで和了してもタンヤオ (1 翻) が付く。 鳴いたタンヤオを認めるかはルールにより異なる。

待ちに 9 が入ると片方は役なし
待ちに 9 が入ると片方は役なし (麻雀の食い断の図)

78索 で 6索・9索 を待つ形。 6索 ならタンヤオになるが、 9索 で和了すると 9 が入ってタンヤオが消え、 役なしで和了できない。

食い断とは (鳴いても成立するタンヤオ)

タンヤオ (断幺九) は 2〜8 の数牌だけで作る 1 翻役ですが、鳴いた (ポン・チーした) 状態でも認めるかどうかがルールによって分かれます。鳴いて成立するタンヤオを「食い断 (クイタン)」と呼び、認めるルールを「クイタンあり」、認めないルールを「クイタンなし (タンヤオはメンゼン限定)」と言います。

一般的なフリー雀荘やネット麻雀、Mリーグはクイタンありです。タンヤオそのものの成立条件は役ページで解説しています。

クイタンあり・なしの違いと影響

クイタンありのルールでは、2〜8 の牌だけで手を進めながらポン・チーで速く聴牌し、1 翻 (+ ドラ) で和了する「クイタン速攻」が有力な戦術になります。クイタンなしのルールでは、鳴いた手には役牌や染め手など別の役が必要になるため、鳴きの判断が慎重になり、メンゼンでリーチを目指す比重が高まります。

ルールによって戦い方が大きく変わるので、対局前の確認が欠かせません。

クイタンの具体例と注意点

たとえば 234m と 456p をチーで揃え、678s の順子と 55p の雀頭があり、67s で 5s・8s を待つ形は、どちらで和了してもすべて 2〜8 の牌なのでクイタンが成立します。一方、待ちの片方に 1 や 9 が入る形 (78s で 6s・9s を待つなど) は、9s で和了するとタンヤオが崩れて役なしになります。

注意点は、鳴くと平和や一盃口などメンゼン限定役が消え、リーチもできなくなること。打点は基本 1 翻 + ドラ・赤ドラだけになるため、「速さで点を稼ぐ」役割と割り切るのがクイタンの使い方です。

アリアリ・ナシナシとは (クイタンと後付け)

麻雀ルールの表現で「アリアリ」は「クイタンあり・後付けあり」、「ナシナシ」は「クイタンなし・後付けなし (先付け)」を指します。アリアリは攻撃的で局の進行が速く、ナシナシは手役重視で慎重な打ち回しになります。後付け・先付けの意味は「先付け」の用語ページで説明しています。

クイタンの読み方・別名 (食い断・喰い断・断幺九)

「クイタン」は「食い断」または「喰い断」と書き、「食う (鳴く)」+「断幺九 (タンヤオチュー)」の略です。「鳴きタン」と呼ぶこともあります。メンゼンのタンヤオは「メンタン」、リーチと合わせた「メンタンピン (メンゼンリーチ・タンヤオ・平和)」という言い回しも定番です。

クイタンの点数 (1 翻 + ドラでいくら)

鳴いたタンヤオはリーチも門前ツモもつかないので、基本は「タンヤオ 1 翻 + ドラ・赤ドラ」の打点です。鳴いた手のロンは門前加符が無く、多くの場合 30 符になります。子の 30 符 1 翻ロンは 1,000 点、ドラ 1 枚で 2 翻 2,000 点、ドラ 2 枚 (赤を含む) で 3 翻 3,900 点、ドラ 3 枚で 4 翻 7,700 点 (切り上げ満貫ルールなら 8,000 点) です。

ツモの場合、子の 30 符 1 翻は 300・500 (子 2 人から 300 点、親から 500 点)、2 翻なら 500・1,000 です。安い手に見えますが、ドラや赤ドラが 2〜3 枚乗れば満貫に届くため、クイタンは「速くて時々高い」役として重宝されます。

食い断の注意事項

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ルールで可否が分かれる

Mリーグ含む多くのルールはクイタンあり。 一部のルールは「クイタンなし」 (= タンヤオはメンゼン限定)。

食い断のよくある質問

麻雀の食い断とは何ですか?

食い断 (クイタン) とは、鳴いた状態で成立するタンヤオ。 「クイタンあり」 ルールでは副露しても 2-8 の数牌のみで和了すれば 1 翻。

食い断の読み方は?

「くいたん」と読みます。「クイタン」「喰い断」「喰いタン」「食いタン」とも呼ばれます。

1 や 9 を含む面子を鳴いたらクイタンは?

1・9 や字牌を含む面子を鳴くと、その手ではタンヤオが成立しなくなります。たとえば 789 をチーすると 9 が入るため、タンヤオでは和了できず、役牌など別の役が必要になります。

赤 5 はクイタンの邪魔になる?

なりません。赤 5 は 5 の数牌なので 2〜8 に含まれ、タンヤオの手に入れても問題ありません。赤ドラを採用するルールなら 1 枚につき 1 翻加わるので、クイタンの打点を上げる牌になります。

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