行為

麻雀のチー

吃

よみ: ちー

チーの手牌例

麻雀のチーの手牌例

345s をチーで完成させた形 (= 通常は横向き表示)。 残りで 78m リャンメン待ち、 6m をロン。

チーとは

チーとは、 上家 (= 自分の左隣) の捨て牌をもらって順子を作る副露。 例: 上家が 4m を捨てたとき、 手牌の 3m-5m や 5m-6m と合わせて順子を完成させる。 チーできるのは上家からのみ。 チーするとメンゼンが崩れる。

図で見るチー

上家 (左隣) が捨てた 3m をチー
3m4m5m

チーできるのは上家の捨て牌だけ。もらった牌を横向きにして面子の左端に置き、自分の手牌の右側にさらす。

チーとは (上家の捨て牌で順子を作る鳴き)

チーとは、上家 (カミチャ = 自分の左隣、直前に牌を捨てる人) の捨て牌をもらって、連続する 3 枚の順子 (シュンツ) を作る鳴き (副露) です。「チー」と発声し、手牌から 2 枚を出して 3 枚組にし、もらった牌を横向きにして自分の右側に公開します。

ポンやカンが誰の捨て牌からでもできるのに対し、チーは上家からしかできません。順子は数牌 (数字の牌) でしか作れないため、字牌はチーできません。

チーできる形 (両面・嵌張・辺張)

チーは順子ができればどの形でもできます。3m と 5m を持っていて 4m をチーする嵌張 (カンチャン)、8m と 9m を持って 7m をチーする辺張 (ペンチャン)、4m と 5m を持って 3m または 6m をチーする両面 (リャンメン) の 3 つが基本です。

ただし喰い替え (鳴いた牌と同じ牌や、同じ順子を作る牌をそのまま切ること) を禁止するルールが多く、たとえば 456m の形で 3m をチーして 6m を切るような打牌は認められないのが一般的です。

チーとポン・カンの違い

ポンは同じ牌 3 枚の刻子、カンは同じ牌 4 枚の槓子を作る鳴きで、どちらも 3 人の誰の捨て牌からでもできます。チーは順子専用で上家限定という違いがあります。

ポンとチーが同時に宣言された場合はポンが優先されます。また、チーは鳴いた後の手牌からリーチができなくなる (メンゼンが崩れる) 点はポンと同じです。チーした牌は手牌に戻せず、和了までその面子は固定されます。

チーのメリット・デメリットと使いどころ

チーの利点は手作りが速くなることです。タンヤオ (2〜8 だけの役)、混一色・清一色 (染め手)、一気通貫や三色同順など、鳴いても成立する順子系の役と相性がよく、序盤に役牌の刻子や染め手の形が見えているときに特に有効です。

欠点は、鳴くことでリーチ・平和・一盃口などメンゼン限定の役が使えなくなり、門前ロンの 10 符も付かないため打点が下がることです。役のない手をチーすると和了できない手 (役なし) になるので、鳴く前に「何の役で和了するか」を決めておく必要があります。

チーの読み方・語源と発声のマナー

読み方は「チー」で、中国語の「吃 (チー = 食べる)」が語源です。日本語で「鳴く」「食う」と言うのも、牌をもらって食べるイメージから来ています。英語でも chii または chow と呼ばれます。

発声は上家が牌を捨てた直後、次の人がツモる前に行います。遅れて宣言すると認められないのが一般的です。チーした後は牌を横向きに倒して右端に置き、手牌から 1 枚捨てて手番が終わります。チーの直後には一発が消えるため、リーチ者の一発を消す目的で鳴く「一発消し」にも使われます。

チーのメリット・デメリット

MERIT

DEMERIT

チーのよくある質問

麻雀のチーとは何ですか?

チーとは、上家 (= 自分の左隣) の捨て牌をもらって順子を作る副露。 例: 上家が 4m を捨てたとき、 手牌の 3m-5m や 5m-6m と合わせて順子を完成させる。

チーの読み方は?

「ちー」と読みます。「吃」とも呼ばれます。

チーするとき、手牌のどの 2 枚を使うか選べますか?

選べます。たとえば 3m・5m・6m を持っていて上家の 4m をチーするとき、3m と 5m で 345m、5m と 6m で 456m のどちらも作れるので、残したい形に合わせて選びます。

チーとロンが同時に宣言されたらどうなりますか?

ロンが優先されます。優先順位はロン、ポン・カン、チーの順で、チーは同時に宣言された中で最も優先度の低い鳴きです。

チーの関連用語・関連する役