手牌構成

麻雀の槓子

カンツ

よみ: かんつ

槓子とは

槓子 (カンツ) とは、 同じ牌 4 枚の組。 カン (槓) を宣言して作る。 1 面子として扱われ、 高い符が付く (= 暗槓 / 明槓、 老頭・字牌 で符が変わる)。 槓子を 3 つで三槓子、 4 つで四槓子 (役満)。

槓子に当たる牌

数牌の槓子 (9s を 4 枚)
九索九索九索九索
字牌の槓子 (東 を 4 枚) — 老頭・字牌はさらに高い符
東東東東

槓子とは (同じ牌 4 枚の面子)

槓子とは、同じ牌を 4 枚集めてカン (槓) を宣言してできる面子 (3 枚 1 組の代わりになる組) です。宣言せずに手牌の中で 4 枚持っているだけでは槓子にならず、「刻子 + 余った 1 枚」としてしか扱われません。カンを宣言すると嶺上牌 (リンシャンパイ) を 1 枚引いて手牌の枚数を保ち、新しいドラ表示牌がめくれます。

和了形は 4 面子 1 雀頭ですが、槓子が入っている手は「面子 4 つのうち 1 つが 4 枚」になるだけで、和了の形そのものは変わりません。

槓子の符 (暗槓・明槓・么九牌で 4 段階)

槓子は面子の中で最も大きな符がつきます。中張牌 (2〜8) の明槓が 8 符、暗槓が 16 符。么九牌 (1・9・字牌) の明槓が 16 符、暗槓が 32 符です。刻子 (中張の明刻 2 符〜么九の暗刻 8 符) のちょうど 4 倍と覚えると簡単です。

たとえば東の暗槓 (32 符) があれば、基本の 20 符と合わせて 52 符、切り上げて 60 符になり (ツモや門前ロンの符が加わればさらに上)、子の 1 翻でも 2,000 点、2 翻で 3,900 点です。符の一覧は符計算のページにまとめています。

槓子と刻子の違い

刻子は同じ牌 3 枚、槓子は同じ牌 4 枚です。槓子は刻子としての性質をすべて持つので、対々和 (すべて刻子の手) や三暗刻・四暗刻 (暗刻の数を数える役) では暗槓も暗刻として数えられます。役牌の槓子には役牌の 1 翻がそのままつきます。

違いは「符が 4 倍」「カンの宣言が必要」「宣言後に嶺上牌を引き、槓ドラが増える」の 3 点です。刻子のまま 4 枚目を手の中に持っておく選択もあり、その場合は槓子ではなく「刻子 + 浮き牌」として扱います。

槓子でできる役 (三槓子・四槓子・嶺上開花)

槓子を 3 つ作ると三槓子 (2 翻)、4 つ作ると四槓子 (役満) です。どちらも実戦での出現はまれで、特に四槓子は最も珍しい役満の一つとされます。カンの直後に引いた嶺上牌で和了すると嶺上開花 (1 翻) がつきます。

それぞれの成立条件や実際の出現データは、役ページ (三槓子・四槓子・嶺上開花) にまとめています。

槓子の読み方・表記 (カンツ・槓)

「槓子」は「カンツ」と読み、「槓」の字は「てこ」を意味します。4 枚を横に並べて卓に置き、暗槓なら両端 (または中 2 枚) を裏返して置くのが一般的な表示方法です。英語では quad と呼びます。

槓子の具体例 (符の数え方つき)

たとえば東 (役牌) を暗槓し、残りが順子 3 つと数牌の雀頭、両面待ちで門前ロンした手を考えます。符は基本 20 符 + 門前ロン 10 符 + 東の暗槓 32 符 = 62 符 → 切り上げて 70 符です。役は東の役牌 1 翻 (東場または東家の場合) で、子なら 70 符 1 翻 = 2,300 点、ドラが 1 枚乗って 2 翻なら 4,500 点になります。

同じ手を刻子のまま (カンせず) 和了すると東の暗刻は 8 符で、20 + 10 + 8 = 38 → 40 符 1 翻 = 1,300 点です。槓子にするだけで符が 1 段階以上上がるのが分かります。

槓子のメリット・デメリット

MERIT

DEMERIT

槓子のよくある質問

麻雀の槓子とは何ですか?

槓子 (カンツ) とは、同じ牌 4 枚の組。 カン (槓) を宣言して作る。

槓子の読み方は?

「かんつ」と読みます。「カンツ」とも呼ばれます。

カンは何回までできる?

同じ局で行えるカンは、全員合わせて 4 回までとするのが一般的です。2 人以上で合わせて 4 回カンが起きると四槓散了 (スーカンサンラ) として途中流局にするルールもあり、扱いはルールによって異なります。

槓子があると手牌は何枚になる?

槓子は 4 枚ですが、面子 1 つとして数えます。カンを宣言すると嶺上牌を 1 枚引いて補うので、槓子が 1 つある手は和了時に 15 枚になります。

暗槓・明槓・加槓の違いは?

自分の手牌だけで 4 枚そろえるのが暗槓、他家の捨て牌で 3 枚持ちからカンするのが大明槓、ポンした刻子に自分で引いた 4 枚目を加えるのが加槓で、大明槓と加槓をまとめて明槓と呼びます。暗槓はメンゼンが保たれ、符も明槓の 2 倍です。明槓をするとメンゼンではなくなります。

槓子の関連用語・関連する役