牌・道具

麻雀の河

カワ / 捨て牌

よみ: かわ

河とは

河 (カワ) とは、 各プレイヤーの捨て牌が並ぶ場所。 河の捨て牌からフリテン判定・相手の手牌読み・安全牌の判断を行う。 「河を読む」 ことは守備・攻撃の両面で重要。 自分の河に待ち牌があるとフリテン。

図で見る河

河の並べ方の例
東9m2s中8p4m
3s6p2m9p白1p
6s

捨てた順に左から 6 枚ずつ並べ、 7 枚目から 2 段目、 13 枚目から 3 段目に移る。 横向きの牌はリーチ宣言牌。

河とは (自分の捨て牌を並べる場所)

河とは、各プレイヤーが自分の前に捨てた牌を、左から順に 6 枚ずつ並べていく場所です。捨てた牌は原則そのまま残るので、誰が何を何巡目に切ったかが全員に見えます。ポン・チーで取られた牌はその人の河から消え、鳴いた側の卓上に晒されます。

リーチを宣言したときに切った牌は横向きに置くのが一般的で、河を見ればいつリーチが入ったかも分かります。

河とフリテンの関係

自分の河に自分の待ち牌が 1 枚でもあると、フリテンといって他家の捨て牌でロンできなくなります (ツモ和了はできます)。リーチをかける前には、必ず自分の河に待ち牌が無いかを確認する必要があります。

河は「自分の情報」でもあります。序盤に切った牌の周辺は持っていないと読まれやすく、逆にそれを利用して待ちを隠す打ち方もあります。

河の読み方 — 安全牌と危険牌を見分ける

他家の河は守備の最大の情報源です。リーチ者の河に出ている牌 (現物) はその人に対して 100% 安全で、現物と同じスジ (たとえば 4 が切られていれば 1 と 7 の両面待ちは否定される) も比較的安全とされます。

逆に、序盤で中張牌 (2〜8) が多く切られている河は、字牌や端牌を大切にした手 (混一色や国士無双など) を疑います。切られた順番も手がかりで、後から出た牌ほど手牌の近くにあった牌です。

河の読み方・別名 (捨て牌・打牌)

「河」は「かわ」と読み、捨て牌が川の流れのように並ぶことからこう呼ばれます。「捨て牌」「打牌 (ダハイ)」とほぼ同じ意味で使われ、牌を捨てる行為そのものは「打牌」「切る」と言います。麻雀漫画などでは「河に放つ」のような言い回しも見られます。

初心者が河で気をつけること

6 枚ずつきれいに並べること、ツモ切り (引いた牌をそのまま切る) と手出し (手の中から切る) は同じ河に並ぶが意味が違うこと、鳴かれた牌が河から消えても「その牌が切られた事実」は忘れないこと、の 3 点です。特に自分の河に待ち牌が無いかの確認は、フリテンでの誤ロン (チョンボ) を防ぐために毎回行いましょう。

河に関する用語 (ツモ切り・手出し・現物・生牌)

河を語るときによく使う言葉をまとめます。「ツモ切り」は引いた牌をそのまま河に置くこと、「手出し」は手牌の中から選んで切ること。「現物 (ゲンブツ)」はリーチ者が河に切った牌そのもので、その人には 100% 通ります。「生牌 (ションパイ)」はまだ場に 1 枚も出ていない牌で、字牌の生牌は危険牌の代表です。

「河が濃い/薄い」は、中張牌が多く切られている (手が整っている) か、字牌・端牌ばかりか、という河の印象を表す言い方です。

河から読む相手の手 — 染め手・七対子・国士無双のサイン

河には手役のサインが出ます。特定の種類 (たとえば萬子) だけが河にまったく無く、他の 2 種と字牌ばかり切られていれば混一色・清一色 (染め手) の可能性が高まります。序盤から中張牌の手出しが続き、対子っぽい牌が切られない場合は七対子や対々和を疑います。逆に中張牌ばかりが早く切られ、字牌・端牌が 1 枚も出ない河は国士無双の警戒サインです。

これらは確率の話で断定はできませんが、河のサインを見てから危険牌を切るかどうかを決めるだけで、放銃は確実に減ります。

河のよくある質問

麻雀の河とは何ですか?

河 (カワ) とは、各プレイヤーの捨て牌が並ぶ場所。 河の捨て牌からフリテン判定・相手の手牌読み・安全牌の判断を行う。

河の読み方は?

「かわ」と読みます。「カワ」「捨て牌」とも呼ばれます。

河は何段まで並べますか?

1 段 6 枚で、7 枚目から 2 段目、13 枚目から 3 段目に移ります。3 段目は 6 枚を超えても段を増やさず、そのまま横に伸ばして並べるのが一般的です。

リーチ宣言牌が鳴かれたら横向きの牌はどうなりますか?

宣言牌がポンやチーで取られて河から消えた場合は、次に捨てる牌を横向きに置いてリーチの位置を示すのが一般的です。宣言牌が鳴かれても、その牌でロンされていなければリーチは成立しています。鳴きが入ったので、一発は消えます。

河の関連用語・関連する役