牌・道具

麻雀の老頭牌

ロートーハイ / 端牌

よみ: ろうとうはい

老頭牌とは

老頭牌 (ロウトウハイ) とは、 数牌の 1 と 9。 各色の端の牌。 清老頭・チャンタ・純チャン・国士無双 等の役で使う。 中央牌より安全牌になりやすい。 字牌と合わせて「么九牌 (ヤオチューハイ)」 と呼ぶ。

老頭牌に当たる牌

老頭牌 (= 1・9 の数牌)
一萬九萬一筒九筒一索九索

老頭牌とは (1 と 9 の数牌)

老頭牌 (ロウトウハイ) とは、萬子・筒子・索子それぞれの 1 と 9、合計 6 種類 24 枚の数牌のことです。数牌の両端にある牌なので「端牌 (ハシパイ)」とも呼ばれます。真ん中の 2〜8 の数牌は中張牌 (チュンチャンパイ) と呼び、老頭牌と対になる言葉です。

老頭牌は順子 (連続 3 枚) を作るときに片側しか伸びない (1 は 123 にしかならない) ため、手作りの上では中張牌より使いにくい牌です。タンヤオ (2〜8 だけで作る役) には 1 枚も使えない点も、序盤に処理されやすい理由のひとつです。その代わり、特定の役の材料になり、守りの場面では比較的安全な牌として重宝します。

老頭牌と么九牌の違い (字牌を含むかどうか)

似た言葉に么九牌 (ヤオチューハイ) があります。么九牌は「老頭牌 + 字牌 (東南西北白發中)」の合計 13 種類を指す言葉で、老頭牌はそのうち数牌の 1・9 だけを指します。つまり老頭牌は么九牌に含まれる、という関係です。

役の説明では「么九牌」と「老頭牌」が使い分けられます。例えば国士無双は么九牌 13 種を集める役、清老頭は老頭牌だけで作る役、というように、字牌を含めるかどうかで言葉が変わります。符計算では老頭牌も字牌も同じ「么九牌の刻子」として扱われ、中張牌の刻子の 2 倍の符が付きます。

老頭牌が関わる役 (清老頭・純チャン・混老頭・チャンタ)

老頭牌を主役にする役はいくつかあります。清老頭 (チンロウトウ) は老頭牌だけで 4 つの刻子と雀頭を作る役満です。純チャン (ジュンチャン) はすべての面子と雀頭に老頭牌を含める役で、メンゼン 3 翻・鳴くと 2 翻になります。

字牌も混ぜてよい形がチャンタ (すべての面子と雀頭に么九牌を含む、メンゼン 2 翻・鳴くと 1 翻) と混老頭 (ホンロウトウ) (老頭牌と字牌だけで作る 2 翻役) です。それぞれの成立条件や実例は各役のページで解説しています。

老頭牌の読み方・守りでの使い方

「老頭牌」はロウトウハイと読み、「ロートーハイ」と表記されることもあります。「老頭」は中国語で年寄りを意味する言葉に由来するとされ、数牌の並びの端にある牌を指します。

守りの場面では、老頭牌は両面待ちに当たる可能性が中張牌より低く (1 は 2・3 の両面待ち (1-4 待ち) か単騎・シャンポン待ちにしか当たらず、嵌張・辺張には当たらない)、比較的安全な牌とされます。ただし字牌ほど安全ではなく、端の待ちに刺さることもあるため、相手の捨て牌と合わせて判断します。

手作りでの老頭牌の扱い (序盤に切る理由)

手牌に孤立した 1 や 9 がある場合、序盤に切られることが多い牌です。理由は順子になる形が片側にしかないためで、例えば 1 は 2・3 を引いたときにしか順子にならず、5 のように両側 (3・4 または 6・7) から使える中張牌に比べて受け入れ (手が進む牌の種類) が少なくなります。

ただし、チャンタ・純チャン・国士無双を狙う手や、老頭牌の対子をシャンポン待ちに使う形では大切な牌になります。また相手にとって比較的安全な牌でもあるため、終盤まで持っておくと自分の安全牌として使える、という守りの価値もあります。手役と守りの両面から、切る順番を決めるのが老頭牌の扱い方です。

老頭牌のよくある質問

麻雀の老頭牌とは何ですか?

老頭牌 (ロウトウハイ) とは、数牌の 1 と 9。 各色の端の牌。

老頭牌の読み方は?

「ろうとうはい」と読みます。「ロートーハイ」「端牌」とも呼ばれます。

老頭牌の刻子は何符ですか?

明刻 (ポンした刻子) が 4 符、暗刻が 8 符で、中張牌の刻子の 2 倍です。カンした場合は明槓 16 符、暗槓 32 符になり、字牌の刻子・槓子と同じ符が付きます。

1 と 9 で順子の作りやすさに差はありますか?

ありません。1 は 123、9 は 789 のそれぞれ 1 通りしか順子にならず、使える形の数は同じです。2 と 8、3 と 7 も同じように対称で、数牌は 5 を中心に左右対称の性質を持っています。

老頭牌の関連用語・関連する役