戦術

麻雀の配牌

ハイパイ

よみ: はいぱい

配牌の手牌例

麻雀の配牌の手牌例

(イメージ) 親の配牌 14 枚。 678m・567s の 2 面子に 23m の両面搭子と東の対子があり、 和了に近い好配牌の例。 まだ和了形ではない。

配牌とは

配牌 (ハイパイ) とは、 局の最初に配られる 13 枚の手牌。 親は 14 枚 (= 第 1 ツモ込み)。 配牌の良し悪し (= シャンテン数・ドラ・良型搭子) がその局の和了率を大きく左右する。 配牌が悪い局は無理せず守る判断も重要。

配牌とは (最初に配られる 13 枚)

配牌 (ハイパイ) とは、局の始めに各自へ配られる手牌のことで、子は 13 枚、親は第 1 ツモを含めて 14 枚からスタートします。牌山から 4 枚ずつ 3 回取り、最後に 1 枚 (親は 2 枚) を取る「配牌の取り方」で配られます。

配牌の良し悪しは、聴牌までの距離 (向聴数)、ドラの枚数、両面搭子の多さで判断します。良い配牌なら和了率が上がり、悪い配牌なら無理をせず守りに回る、という局の方針を最初に決める材料になります。

配牌の良し悪しの見方 (向聴数・ドラ・搭子)

配牌を受け取ったら、まず向聴数 (シャンテン数 = 聴牌まであと何枚必要か) を数えます。配牌時点では 3 向聴前後が平均的で、2 向聴以下なら好配牌、4 向聴以上なら悪い配牌と言われます。

次にドラと赤 5 の枚数、両面搭子 (45m など) が何組あるかを見ます。ドラが 2 枚以上あれば打点が期待でき、両面搭子が多ければ速く聴牌できます。逆に字牌の孤立牌が多く、搭子がバラバラの配牌は「配牌が悪い」典型で、序盤は守備寄りに構えます。

配牌からの手順 (最初の 5 巡で決めること)

配牌を見たら、その局の方針を大まかに決めます。好配牌なら最速の聴牌を目指し、役牌の対子があれば鳴いて速攻、染め手 (1 色に偏った配牌) なら混一色・清一色を狙う、といった具合です。

不要な字牌や端牌から切り始め、5 巡目前後までに搭子を 4 組そろえる形を目指すのが一般的な目安です。配牌が悪い局は、安全牌を残しながら手を進める「守備を意識した進行」に切り替えます。

配牌と運・Mリーグの良配牌率

配牌は完全に運で決まり、プレイヤーがコントロールできません。だからこそ、悪い配牌でどれだけ失点を抑え、良い配牌をどれだけ確実に和了に結びつけるかが実力差になります。

当サイトでは「2 向聴以下で配られた局の割合」を良配牌率として集計しています。Mリーグの選手別の良配牌率は、このページ下部のランキングで確認でき、配牌の運がどの程度成績に効いているかを見ることができます。

配牌の読み方・英語と九種九牌

読み方は「ハイパイ」で、英語では starting hand や dealt tiles と呼びます。配牌の後、最初に自分で引く牌を「第一ツモ」と言い、配牌 + 第一ツモまでを含めて「配牌が良い・悪い」と表現することもあります。

配牌に関する特別なルールとして九種九牌 (キュウシュキュウハイ) があります。配牌 (親は 14 枚、子は第一ツモを含めた 14 枚) の時点で么九牌 (1・9・字牌) が 9 種類以上あるとき、第一打の前に手牌を公開して流局にできるルールで、多くの場では採用されています。極端に悪い配牌を仕切り直す救済措置ですが、国士無双を狙える形でもあるため、流すか進めるかは判断が分かれます。

配牌のメリット・デメリット

MERIT

  • +良い配牌は和了率が大きく上がる
  • +ドラや良型搭子の多さが打点・速度を左右

DEMERIT

  • −悪い配牌では無理せず守る判断も必要
  • −配牌は完全に運 (= 引き寄せられない)

配牌のMリーグ通算データ

良配牌率が高い選手 TOP 5 (2シャンテン以下で配牌)
  1. 1
    伊達朱里紗
    伊達朱里紗
    KONAMI 麻雀格闘倶楽部
    13.6%›
  2. 2
    阿久津翔太
    阿久津翔太
    KADOKAWAサクラナイツ
    12.8%›
  3. 3
    鈴木大介
    鈴木大介
    BEAST X
    11.9%›
  4. 4
    永井孝典
    永井孝典
    EX風林火山
    11.8%›
  5. 5
    石井一馬
    石井一馬
    EARTH JETS
    11.7%›
良配牌率ランキング (全選手) を見る

Mリーグの実データで見る配牌

配牌の平均向聴数
3.55向聴
配牌で二向聴以内
10.5%
  • 聴牌0.01%
  • 一向聴0.6%
  • 二向聴9.8%
  • 三向聴37.4%
  • 四向聴以上52.1%

Mリーグの延べ 97,011 配牌 (1,988 試合) では、配牌時点で聴牌 0.01%、一向聴 0.6%、二向聴 9.8%、三向聴 37.4%、四向聴以上 52.1% で、平均は 3.55 向聴です。

配牌のよくある質問

麻雀の配牌とは何ですか?

配牌 (ハイパイ) とは、局の最初に配られる 13 枚の手牌。 親は 14 枚 (= 第 1 ツモ込み)。

配牌の読み方は?

「はいぱい」と読みます。「ハイパイ」とも呼ばれます。

配牌が悪いときは最初から降りるべき?

最初から完全に降りる必要はありません。序盤は他家もまだ聴牌していないことが多いので、手を進めつつ安全牌になりそうな牌を残しておき、他家のリーチなどで危険が高まったら守りに切り替えるのが一般的です。

配牌の時点で和了していたらどうなりますか?

親が配牌の 14 枚で和了の形になっていれば天和 (テンホウ)、子が第一ツモで和了すれば地和 (チーホウ) という役満になります。どちらも、それまでに誰もポン・チー・カン (暗槓を含む) をしていないことが条件で、地和はツモ和了だけが対象です (子が第一ツモ前にロンする人和 (レンホー) の扱いはルールにより異なります)。

配牌で聴牌 (テンパイ) していたらどうすればいいですか?

最初の捨て牌でリーチを宣言すると、ダブルリーチ (ダブリー) という 2 翻の役になります。条件は、自分の第一打の前に誰もポン・チー・カン (暗槓を含む) をしていないことです。途中で鳴きが入った後や 2 巡目以降のリーチは、通常の 1 翻のリーチになります。

配牌の関連用語・関連する役