役満

麻雀の役緑一色

リューイーソー / オールグリーン

副露可 / よみ: りゅーいーそー

緑一色の手牌例 (聴牌 + 和了牌)

緑一色の手牌例 (麻雀の役)

234s × 2 + 666s + 88s + 發發 で聴牌、 發シャンポン待ち → ロンで緑一色成立 (= 役満)。

緑一色の手牌例 (麻雀の役)

666s・888s の暗刻 + 234s + 發の雀頭 + 3s-4s の両面待ち (2s か 5s で和了できる待ち)。2s をロンすれば緑の牌だけで完成し、緑一色です。

✕ 成立しない例緑一色の手牌例 (成立しない例) (麻雀の役)

上と同じ聴牌形でも、5s で和了すると緑一色になりません。5s は緑一色に使える牌 (索子の 2・3・4・6・8 と發) に入っていないためで、混一色 (3 翻) の和了です。

緑一色の手牌例 (麻雀の役)

發を使わず、索子の 2・3・4・6・8 だけで作った形で 2s をロン。發がなくても緑一色とするルールと、發を必須とするルールがあり、發が必須のルールでは清一色などの通常の役で計算します。

緑一色とは

緑一色 (リューイーソー) とは、 「緑色」 の牌 (= 索子の 2, 3, 4, 6, 8 + 發) だけで構成された手の役満。 鳴いてもよい。 牌の色 (= 緑) で定義された珍しい役満で、 發がなくても成立とするかどうかはルールによって異なる。

緑一色の成立条件

  • ✓使う牌が 2s, 3s, 4s, 6s, 8s, 發 のいずれかだけであること
  • ✓1s, 5s, 7s, 9s や 萬子・筒子・他の字牌は 1 枚も含まないこと
  • ✓形は通常の面子手 (= 順子 / 刻子可)

緑一色の点数の例 (上の手牌例で計算)

子ロン子ツモ親ロン親ツモ
リーチなし32,000役満32,000役満48,000役満48,000役満
リーチあり32,000役満32,000役満48,000役満48,000役満

点数は雀カクの点数計算エンジン (Mリーグルール: 切り上げ満貫あり・数え役満なし) で算出。 ドラ・本場・供託は含まない。 ツモは支払いの合計。 子は南家・親は東家、 場風は東で計算。

緑一色の由来・歴史 (欧米で考案された役満)

緑一色は元々の中国ルールにはなく、 1920 年代に上海租界の欧米人、 あるいはアメリカ西海岸で考案され、 日本に逆輸入された役 とされる。 「緑一色」 という名称は英語名の All Green (オールグリーン) を訳したもので、 古くは「全緑」 「総緑」 とも呼ばれた。 日本では 1936 年 (昭和 11 年) に大日本麻雀連盟がこの役を採用しており、 役満の中では比較的新しい役である。

「緑一色」 という名前は使う牌がすべて緑色であることに由来する。 索子 (ソーズ = 竹の絵柄の数牌) の 2・3・4・6・8 は牌の絵柄が緑一色で、 發 (ハツ) も緑色の文字で描かれている。 5 索や 7 索は絵柄に赤が含まれ、 1 索は鳥の絵柄で赤・黄が入るため使えない。 一般的な役の中で、 牌の「色」 で定義された役は緑一色だけである。

緑一色に發は必要か (發なし緑一色のルール差)

緑一色に 發 (ハツ) は必須ではない とするルールが多数派で、 索子の 2・3・4・6・8 だけで 4 面子 1 雀頭を作っても緑一色として認められる。 Mリーグも發なしで成立する。 一方で、 「發が入っていなければ緑一色にならない (清一色止まり)」 とする發必須ルールを採用している場も一部にある。

發なしの形は 234・234・666・888 + 22 のように索子だけで作ることになるため、 実戦では清一色 (チンイツ = 1 種類の数牌だけで作る 6 翻役) の一形として進めた結果、 偶然緑の牌だけが残って完成することが多い。 發を使えば役牌 (発の刻子で 1 翻) の分だけ手が進めやすく、 發ありの形のほうが現実的である。

緑一色の読み方・別名 (リューイーソー / オールグリーン)

緑一色の読み方は 「リューイーソー」 で、 「リュウイーソー」 と表記されることもある。 中国語読みに由来する呼び方で、 「みどりいっしょく」 とは読まない。 英語では All Green (オールグリーン) と呼ばれ、 日本語名もこの英名の訳である。

同じ「一色」 系の役には、 1 種類の数牌だけで作る清一色 (チンイツ)、 字牌だけで作る字一色 (ツーイーソー)、 1・9 の数牌だけで作る清老頭 (チンロウトウ) がある。 緑一色は「牌の色」 が条件という点で、 これらとは成り立ちが異なる。

緑一色と同時に成立する役・しない役 (役満の数え方)

緑一色は役満なので、成立すると清一色・混一色・役牌 (發)・対々和・タンヤオなどの通常の役や、ドラ・裏ドラは数えず、役満の点数 (子 32,000 点 / 親 48,000 点) だけで計算します。發なしの形は清一色、發を含む形は混一色の条件も満たしていますが、役満になった時点でそれらは加算しません。

緑の牌だけで刻子 4 つを作り、鳴かずに暗刻でそろえれば四暗刻 (例: 222s・333s・444s・發發發 + 88s)、4 組ともカンすれば四槓子とも同時に成立します。配牌や第 1 ツモで和了すれば天和・地和とも重なります。

一方、白・中が必要な大三元、風牌が必要な大四喜・小四喜、字牌だけで作る字一色、1・9 の数牌だけで作る清老頭、1・9 と字牌の 13 種類が必要な国士無双、1・5・7・9 の索子を含む九蓮宝燈とは原理的に同時に成立しません。異なる役満が重なったときに倍数で数えるかどうかはルールによって異なり、Mリーグは倍数で数えます。

緑一色のメリット・デメリット

メリット

デメリット

  • −1s, 5s, 7s, 9s が使えない (= 索子で 234 / 234 / 666 等の限定形)
  • −実戦例は極めて少ない
  • −「發なし」 を認めるか否かはルール依存 (= 多くのルールは發必須ではない)

緑一色の狙い方・コツ

  • ▸發と索子の 23468 だけ (緑色の牌のみ) で作る役満。「緑一色」の名の通り、使える牌は 6 種しかない。
  • ▸索子の染め手を進めていて緑の牌しか残らなかったときに、初めて現実になるレア役。

緑一色の注意点・よくある勘違い

  • !使える牌が 6 種と極端に少なく、狙って作るのはほぼ不可能。
  • !發なしでも成立する (發が必須というルールもあるため、採用ルールの確認は必要)。

緑一色の押さえておきたいルール

1件
展開

發 (緑) は必須でない

緑一色は牌の色 (= 緑) が条件であり、 發が無くても成立する (多数派ルール)。 ただし「發必須」 を求めるルールもあり (= 一部)。 Mリーグは發なしでも OK。

緑一色の確率 — Mリーグでは何局に1回?

Mリーグ全シーズンの実測では、全24,253局でまだ出現していません。当サイト集計 (役満全体の確率は役満一覧に掲載)

通算出現
0回
和了に占める出現率
0%
分母: 全和了 19,398
1試合平均
0.00回
分母: 1,988 試合
和了時 平均打点
—点

緑一色のよくある質問

麻雀の緑一色とは何ですか?

緑一色 (リューイーソー) とは、 「緑色」 の牌 (= 索子の 2, 3, 4, 6, 8 + 發) だけで構成された手の役満。 鳴いてもよい。

緑一色は何翻ですか?

緑一色は役満・副露可の役です。

緑一色の確率は?

Mリーグ全シーズンの実測では、全24,253局でまだ出現していません (当サイト集計)。

緑一色と合わせて覚えたい役は?

清一色 (6翻)、役牌 (1翻)が関連する役です。

緑一色は鳴いても成立しますか?

成立します。ポンやチーをしても、使っている牌がすべて索子の 2・3・4・6・8 と發なら緑一色です。ただし鳴いた場合は、暗刻 4 つが条件の四暗刻とは重なりません。

緑一色は七対子の形でも成立しますか?

同じ牌 4 枚を 2 組の対子と数えるかどうかはルールによって異なり、数えないルールでは成立しません。緑一色に使える牌は 6 種類しかなく、7 種類の異なる対子をそろえられないためです。

緑一色の手に 1 索や 5 索が入るとどうなりますか?

緑一色にはなりません。緑一色に使えるのは索子の 2・3・4・6・8 と發だけで、1 索・5 索・7 索・9 索が 1 枚でも入ると不成立です。索子と字牌だけなら混一色、索子だけなら清一色など、通常の役で計算します。

緑一色の点数の調べ方

役満は符 (手の形で決まる細かい得点単位) に関係なく固定点で、 子 32,000 点 (ツモ 8,000 / 16,000)・親 48,000 点 (ツモ 16,000 オール) です。 Mリーグではダブル役満を採用しておらず、 役満が複合しても一律シングル役満として扱います。

麻雀の点数表 (早見表)符計算早見表点数計算機 (Mリーグルール)

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